壁を壊しても残る「筋交い」、実は最高のインテリアアクセント!
- 永尾 霞
- リノベーション
戸建てのリノベーションで多い相談は、
壁をなくしてLDKを広くしたいというものです。
ただ開放的な間取りを目指す際、
壁をなくした時に壁の中から筋交が出てくることが多々あります。
この構造上外せない「筋交い(すじかい)」。
邪魔な存在に思われがちですが、
あえて見せる「表し(あらわし)」仕上げにすることで、
たくさんのメリットが生まれます。
1. 安全性と予算を賢くキープ
無理に別の場所を補強して筋交いを撤去しようとすると、
高額な施工費用がかかります。
構造をそのまま活かすことで、
高い耐震性を維持しながらコストを削減できます。
2. 抜け感と緩やかな区切りを両立
全面的な壁をなくすことで、光や風を通しながら空間を広く見せられます。
斜めのラインが程よい視線遮断となり、
開放感を保ちつつ空間をゆるやかに区切るパーテーション役を果たします。
3. 唯一無二の意匠性とディスプレイ機能
木目を生かしてナチュラルに見せたり、
黒く塗装してインダストリアル風に仕立てたりと、
お部屋の主役級アクセントに変化します。
S字フックで観葉植物を吊るしたり、棚板を掛けたりとディスプレイとしても大活躍。
「取れない壁」という制約を「我が家だけの個性」に変えることで、
空間に豊かな表情と奥行きが生まれます。

