テラス・サンルーム・ウッドデッキの活用と楽しみ方
- 本田 善郎
- リフォーム情報
いよいよ梅雨の時期を迎えました。
しばらくは湿度が高く、ジメジメとした日々が続きそうですね。
しかしそれと相まって自然の動きに同調するように、
我々に食の恵みをもたらす田植えの時期でも有ります。
青々とした絨毯が大地一杯に広がるさまはこの時期由来のものですね。
しかし昨今の米不足の影響による米価格の急騰により、
我々の生活においても大きな影響が出ています。
政府はその打開策として備蓄米の放出に打って出ましたが、
なかなかその効果を今の所発揮出来ていません。
何事も遅延性がある為、速攻での効果は期待できない故、
その分今の事態を十分に理解、把握して早め早めの対策、実行が求められます。
政府の減反政策による米収穫量の減少が今の状況を全て反映しているとは言えない所が、
今回は流通の流れが正常に機能していない可能性も示唆されています。
今後輸入米の増加等の負のスパイラルに陥ることのない様に
我々も政治の動きには注視していきたいところです。
さて本日はテラス、サンルーム・ウッドデッキ工事において
その効能とメンテナンスの必要性を考えてみたいと思います。
先ずは、テラスを考える時には、戸建て庭付き等の部屋から地続きにある外部に面した
カフェテラスを指すのが一般的です。
今流行の喫茶店でも店先にカフェテラスを設けてある風景が良く見受けられます。
戸建てにおいてもリビング等に面して庭先に土間タイル張りのテラスを設けて、
ガーデンテーブルやチェアーを配して、陽光や清風を浴びながら、
朝食やお茶を楽しむことができるのが、一番の利点ではないでしょうか。
そこでは自然を慈しみ、一体となって深く深呼吸をしてその自然のエネルギーをいただくことが出来ます。
少しでも地面に近づきそのパワーを充電出来ることは健康寿命を延ばす秘訣ではないでしょうか。
サンルームにしても同じ様な効果が期待できますが、それ以上に洗濯干し場としての役目も大きい様です。
外部に面した、壁天井ガラス張りの空間の中では、太陽の熱を蓄積して、寒さに弱い観葉植物を育てたり、
日向ぼっこにいそしんだりと利用方法は様々で特に冬場には効果は絶大でしょうか。
ただ断熱効果の対策は最小限必要で、太陽が陰った夜間には、
外部の温度影響をそのまま受けて急激な温度低下が見込まれますので、注意が必要です。
最後はウッドデッキですが、こちらはより一般的で、戸建住宅等で多く見受けられます。
リビング等からそのまま外部空間を共有している実感が有ります。
ウッドデッキと部屋との段差を最小にする事で、外部空間との一体となった利用方法が可能となりますので、
より一層の手軽なテラスの様な雰囲気を味わう事が出来ます。
デッキで軽食やお茶を楽しんだり、読書や瞑想にふけったり、
寝転んだりと自由な時間を過ごせるのが魅力的ですね。
昨今は戸建てに限らず、マンションに置いてもバルコニーにウッドデッキを設置する希望が多くなりました。
この場合施工面で気を付けたいのが、そもそも当該マンションがウッドデッキ設置可能か
管理組合に確認する事が必要です。
次に設置可能であれば施工上の条件として本来バルコニーはマンションの共有部分となりますので、
その扱いは慎重にやらないといけません。
先ずは、バルコニー自体にボルト穴等の緊結金物の加工はできません。
それは穴をあける事によりバルコニーの防水層を痛めて下階への雨漏りの原因となりますので、
必ず現場ごとの独自の固定方法を配慮しなければなりません。
特に上層階では強風によるウッドデッキの浮き上がりや、舞い上がりによる落下等皆無ではありません。
また緊急避難時には、バルコニーから下階への避難口をふさがない様に施工します。
またバルコニーの雨水排水経路をデッキで塞ぐ事もNGとなります。
デッキ下部の掃除のしやすさも念頭に置いて計画を立てる事が長持ちさせる秘訣となります。
続いて各メンテナンスですが、テラスやサンルームは通常の清掃や経年劣化による
タイルのひび割れやガラス(ポリカーボネート等含む)のひび割れや雨漏り、
変色の状態で判断してリフォーム時期の判断材料にします。
ウッドデッキに関しては、材質を木材で選定した場合は必ず腐食防止の為にも
塗装工事のメンテナンス作業が必須となりますので、
木材の材質や現況に応じて数年毎に塗替え工事が必要です。
材質を木に似せた樹脂選定の場合は、塗装工事事態発生しませんので、
メンテナンスの必要性からすると樹脂製のウッドデッキが有利かと思われます。
しかしながら自然の木肌の上を素足で直に触れる瞬間は、
メンテナンスの手間以上にその開放感や木の温もり、
その香りは決して人工物では味わえない我々の本能を呼び起こすことかもしれません。




