子供部屋に関して幾つかの重要ポイント
- 本田 善郎
- リフォーム雑学
やっと春めいた(暦の上では春ですが)月となりました。
今年は春の到来が例年よりも遅く感じた季節となりましたが、
体調管理にもひとしお気を配る事が必要でした。
三寒四温を繰り返しながらの春の到来ですが、
寒暖の差が激しい季節には、油断をすると直ぐに、体調を壊す事になり、
如何に自分自身の体調管理を維持するのが難しいか
思い知らされた時期でありました。
しかしながら例年で有れば、この時期には必ず一度は風邪を患い、
病院通いを強いられていましたが、
幸いなことに今年は今まで一度も寝込むこともなく、
今日まで順調に体調の方も維持することが出来ていまして、
今年を振り返り帰ってみますと、少しでも体調に異変を感じた時点で、
かかりつけのドクターに初見を頂き、
早期に助言を実行、予防に努めて来たことが良かった様です。
年を追う毎に新型のウイルス等が蔓延して、
人間も動物達もその被害の犠牲者の多さにはいつも不思議な感覚に襲われます。
最早、ウイルスとの共存を如何に上手に、
その住み分けを計り感染リスクの減少を得る必要があるようです。
さて今回のテーマは子供部屋に関して幾つかの重要ポイントと題しました。
子供を育み、個性豊かな一つの大きな人格を将来像に見ることは、
大人の知恵や経験を子供に伝授して、
受け継がれた知恵や知識を今度は叡智に変換するその創造力の豊かさを、
大人になっても維持できる事が、
その人格に大きく影響してくることは間違いありません。
そこには幼少期からの想像力や好奇心を最良に育む土台、基礎が必要です。
直接自然に触れたり、動植物を観察してその洞察力を養い、
人との触れ合い、自然との触れ合いを大切にする、その感覚、
触覚を最大限に引き出す環境整備が今、現代で求められています。
絵本や、読書に触れ合う機会、自然や動植物に触れ合う機会
この様な場所の欠落や機会のなさが今の子ど達に、
少なからずとも個性的な人格形成に悪影響を及ぼす一つの大きな要因の様です。
思い出してください。我々の幼少期には自然に恵まれ、そこに耳を澄ますこともできました。
自然から学んだ事には限りありませんでしたが、
今の子供達は、遊びと言ったらゲーム等と自然にはほど遠く、
家の中で遊ぶのが普通で、遊ぶことも忘れて(させられて)、
塾通いと子供の頃から本物に出会い触れ合う機会を奪われているのが今の子供達です。
果たしてこの様な教育現場で育った子供達に
将来の日本を背負う人材としての明るい展望はあるのでしょうか?
我々は人間ロボットを将来に求めているわけではありません。
自分で考え、行動してそして小さなことから大きなことへその過程で自分を発見し、
その時々を楽しむ余裕が必要です。
今の子供達には本物を楽しみ味わう余裕がありません。
いや若しくは教えられていない事に我々は責任を負うべきだと思います。
このことに関しては多くの著名人や建築家からのメッセージが多く発せられていることからも
裏付けされています。
私の敬愛する世界的建築家もこれからの人格形成に於いては自然にまつわる事情、
環境抜きでは語れないとして、かれの得意とする建築の技を、
子ども本の森と銘打って建立されたその建物は子どもたちに本に囲まれた空間を提供し、
その自然の造形にも似た空間に光と影の調和の中に
子供達はどの場所(机上にとどまらず)に置いても好きな本や絵本を手に取ることができ、
読む場所も木漏れ日注ぐ広々とした階段のステップと言った具合です。
そこには凝り固まったルール等は存在しません。
全ては自由に自分の慣性に従っているのです。
この様な想像力豊かな思いが自然に湧き出る建築が本物の建築と理解します。
さてこの様な観点から振り返ると子供部屋の在り方としては、
想像力や好奇心豊かな幼少期からのその個性を尊重して、
それを大切に育む場所の提供ではないでしょうか。
壁や天井を見れば好きな色に囲まれて、
また窓を垣間見れば外には豊かな自然が広がりと例を上げればきりはありませんが、
住宅環境でも内部構成は変化しますので一概には言えませんが、
工夫次第ではどの様な環境でも、その演出は可能となります。
ここからが我々の腕を試される事となるでしょう。

