中古マンション購入から住み始めるまでの知っておきたい流れ
- 新築・不動産
ここ数年で新築マンションの販売価格が上昇しています。
だったら中古マンションを購入してリノベーションを検討したいとの問い合わせ、
相談が増えています。
お話を進めていくと、必ずポイントになってくることは、
今お住まいのお家の「家賃(住宅ローン支払い?)」と、
新しく住むお家の「新居の住宅ローン+管理費・修繕積立金」などが一時的に二重払いになる可能性があることです。
なぜ二重払いになるのか?
中古マンションは 購入後すぐには住めず、リノベ完成までその間も今お住まいのお家に住み続けることになります。
・今お住まいのお家の家賃(住宅ローン?)
・マンションの住宅ローン返済(+管理費・修繕積立金)
・リノベ代の支払い(タイミングは契約次第)
二重払いが発生することになります。
発生する期間の目安
● 中古マンション購入 → リノベ → 入居
一般的なスケジュール:
1.物件契約〜引き渡し:1〜2か月
2.リノベ設計:1〜2か月
3.工事期間:1〜2か月
→ 最短でも 3〜5か月 はアパートに住み続ける必要があり、
この期間が二重払いの対象に。
■ 二重払いを減らすための方法
✓ 1. 引き渡し後すぐ工事できる物件を選ぶ
売主が居住中だと工事開始が遅れるため、「空室物件」を選ぶのが一番効果的。
2. ローン開始を遅らせる
金融機関によってはリノベ完成時までローン開始を遅らせる商品もある。
→ 条件により可否があるので要確認。
3. 家賃の発生日を調整する
退去日をリノベ完成直前に設定し、家賃の重複日数を最小にできる。
多くの賃貸契約は退去月の家賃は日割り可能。
これらをセットで調整することで、二重払い期間を短縮できるケースも多いです。参考になれば。

