「一人で仕事をしているんじゃない。」と確信できたとき
- 松本 裕大
- 工事の様子
現場監督兼営業として日々、工程管理や安全確認に目を光らせる毎日。
「自分がしっかりしなければ」というプレッシャーが常にどこかにあります。
しかし先日、情けないことにその責任感が空回りして、大きなミスをしてしまいました。
その日は現場への搬入が重なり、バタバタと指示を出していたのですが、
あろうことか私自身のチェックミスで、特定の工程に必要な消耗品の手配をし忘れていたのです。
作業が止まってしまう――。
青ざめる私を見て、真っ先に声をかけてくれたのは、
いつも冗談を言い合っている職人さんたちでした。
「監督さん、顔色が悪いぞ。これ、俺らの予備があるから使いなよ」
怒鳴られることも、呆れられることも覚悟していた私に、
ベテランの職人さんたちがさりげなく手を差し伸べてくれました。
「ミスは誰にでもある。大事なのはその後のリカバリーだ。監督一人が背負い込むことじゃないよ」
その一言に、張り詰めていた糸がほどけるような感覚がありました。
監督は指示を出す立場ですが、同時に現場という大きなチームの一員でもあるのだと、
改めて痛感した瞬間でした。
「一人で仕事をしているんじゃない。」
そう確信できたとき、目の前の現場がいつもよりずっと力強く、
頼もしい景色に見えました。
このチームの期待に応えられるよう、今日も一歩ずつ、
確実に現場を形にしていきたいと思います。


外部工事が得意ですので、気になることがあればお声がけ下さい。