暮らしを整える第一歩は日常をよく観察することかも
- 廣森 良美
- 整理収納アドバイス
お正月、家でゆっくり過ごされた方も多いのではないでしょうか。
外に出る予定も少なく、テレビを見たり、ゴロゴロしたり、
「気づいたら今日もほぼ家にいたなぁ」なんて日もありますよね。
実はこの“家で過ごす時間が長い時期”こそ、
暮らしを見直すヒントがたくさん転がっています。
家にいる時間が長くなるほど、無意識の行動がはっきり表れてくるからです。
たとえば、
・気づくと同じ場所に物を置いている
・よく使う物が、なぜか取りにくい
・「またここ散らかってるな…」と思う場所がいつも同じ
年末年始
ゆっくり家で過ごした時間に感じたこうした小さな違和感、
実は暮らしを整えるための大事なサインなんです。
物が集まる場所には、理由があります。
家の中で、自然と物が集まってしまう場所はありませんか?
リビングのテーブル、ソファの横、キッチンカウンター、玄関の一角…。
「片付けても、またここに集まる」という場所は、
その人の暮らしの動線と行動に合っている証拠でもあります。
整理収納アドバイザーの視点で見ると、
散らかる=ダメではなく、
「ここに置きたい理由がある」と考えます。
だからこそ大切なのは、
その場所に集まる物を無理に別の場所へ押し込むことではなく、
使う流れに合った収納になっているかを見直すこと。
取り出しやすいと、戻すのもラク
整理収納の基本はとてもシンプルです。
・よく使う物は、よく使う場所に
・取り出しやすい位置にあること
・戻す動作が面倒にならないこと
この3つがそろうと、不思議と散らかりにくくなります。
逆に、
「出すのは簡単だけど、戻すのが面倒」
「一時的に置く場所が決まっていない」
こんな状態だと、どうしても“ちょい置き”が増えてしまいます。
お正月に家で過ごしてみて、
「ここからよく物を取ってるな」
「ここに置くことが多いな」
と感じた場所があれば、そこは改善のチャンスです。
暮らしのクセに気づくことが、第一歩になります。
整理収納というと、
「片付けなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」
と思われがちですが、実は最初にやることはもっとシンプル。
自分や家族の暮らしのクセを知ること。
どこで過ごす時間が長いのか
どこでストレスを感じるのか
どこがラクで、どこが使いにくいのか
これを知るだけで、
「ここは今のままでいいな」
「ここはちょっと変えた方が良さそう」
と、自然と見えてきます。
こうした日常の違和感や使いにくさは、
整理収納だけで解決できることもあれば、
収納量や動線そのものが原因になっていることもあります。
「収納を工夫しても、なんだか使いにくい」
「家族の動きと合っていない気がする」
そんな時は、住まいのつくりを見直すタイミングかもしれません。
お正月の“こもり時間”で気づいた家のクセは、
これからの暮らしをより良くするための大切なヒント。
まずは気づくこと、感じることから始めてみてください。
暮らしを整える第一歩は、
派手なことをするよりも、いつもの日常をよく観察することなのかもしれませんね。
そして、
「整理してみたけれど、やっぱり使いにくい」
「物の置き場所だけでは解決しない気がする」
そんな気づきが出てきたら、住まいのつくりを見直すタイミングかもしれません。
パワーハウスでは、日々の暮らし方や動線を大切にしながら、
今のお住まいをより心地よくするリフォームのご相談も承っています。
整理を通して見えてきた“暮らしのヒント”、
住まいづくりのきっかけとして活かしていただけたら嬉しいです。

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