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【DIYリノベ!】古民家を美容室に!大変だったけど感動のビフォーアフター!

  • 田村 竜伍
  • 現場レポート

こんにちは![施工管理課]の田村です!

今回のブログでは、僕が携わった中でも特に思い出深いプロジェクト、

**「古民家を美容室にリフォームする」**

という一大チャレンジをご紹介したいと思います!

 

施主様から、

「古民家の持つ独特な雰囲気を活かしつつ、おしゃれで居心地の良い美容室にしたい」

というご要望をいただき、僕たちのDIYリノベーションがスタートしました。

古民家リフォームは初めての経験が多く、手探り状態でしたが、

その分完成した時の喜びはひとしおでしたよ!

 

🏡 #リフォームのきっかけ

今回リフォームを行ったのは、長年住居として使われてきたであろう、歴史を感じるたたずまいの古民家です。

施主様は、この建物の**「古さ=味」**として最大限に活かし、

お客様がリラックスできるような温かみのある美容室にしたい!

という熱い想いを持たれていました。

しかし、現場を見てみると年月がもたらすいくつもの「難題」が待ち受けていました…。

 

(リフォーム前の和室。畳が捲られ、床板も剥がされかけています。

傾いた床と剥き出しの土台が、建物の古さを物語っていますね。)

 

 

⚠️ #問題:立ちはだかる「築年数による老朽化」

現場に入ってまず直面したのが、建物の老朽化でした。

 

 

床の老朽化: 写真1枚目を見ていただくと分かるように、畳を剥がすと床板はブカブカ。

一部は土台ごと朽ちて穴が開いてしまっている状態でした。

これは安全に営業するための大問題です。

 

 

天井の老朽化: 写真2枚目のように、天井板を剥がしてみると、上は剥き出しの梁と古い木材。

埃やゴミも多く、そのままではとても美容室の空間としては使えません。

また、現在の電気配線も手直しが必要でした。

壁の老朽化: 既存の壁は古い土壁で表面がボロボロの状態でした。

 

 

写真の奥に見える壁などは、ひび割れや経年によるシミが目立ちます。

「これはもう、スケルトン状態にして一から作り直すしかない!」と、大規模な解体・造作を決意しました。

 

解体が進む様子。大量の廃材や古い建材が積み上げられ、床下の土まで露出しています。ここから新しい空間が生まれるんです

 

🔨 #解決方法:古さを活かす新生プラン!

僕たちのリフォームのコンセプトは、**「古民家の良さを残しつつ、現代の店舗として機能させる」**こと。

そして、この「古さ」を「味」として昇華させるための工夫を凝らしました。

 

1. 床・天井のフルリニューアル!

老朽化した床(, )はすべて解体し、新しい土台と根太(ネダ)を組み直しました。

 

 

新しい床組に頑丈な合板(ベニヤ)を張っている様子が確認できます。

段差を活かした設計で、空間にメリハリが生まれました。

天井も同様に解体し、剥き出しになった梁を活かしつつ、新しい天井を造作。

ここで採用したのは、ベニヤ板をそのまま塗装するという手法です!

 

天井を造作している様子。ベニヤ板を張ることで、コストを抑えつつ、木目の風合いを活かした天井に仕上がりました。配線もすっきり!

 

 

 

2. 壁はクロスで一新!

ボロボロだった土壁には、そのままクロスを貼るのではなく、一度ベニヤ板を上張りし、

下地を整えてから新しいクロスを施工しました。

これにより、耐久性と断熱性も向上し、清潔感のある店舗空間へと生まれ変わりました。

もちろん、古民家らしい梁や柱はそのまま残し、空間のアクセントとして活かしています!

 

 

(壁の造作と下地処理が進んだ様子。剥き出しの梁と白い壁のコントラストが美しいです。

手前のハシゴと工具がDIYの熱さを物語っていますね!)

 

3. 土間はクリア塗装で活かす!🎨

この物件の大きな特徴の一つが、昔ながらの「土間」のスペースでした。

 

 

この土間はあえて手を加えすぎず、クリア塗装のみで仕上げることにしました!

コンクリートやモルタルの床は、そのままでは粉が舞いやすく、掃除が大変です。

クリア塗装を施すことで、床を固め、掃除もしやすくなり、

かつ元の土間の持つ**「明暗」や「色合い」**をそのまま利用することができました。

古民家らしい土の風合いが残る、素敵なエントランス空間になったと自負しています。

(リフォーム後の土間スペース。土壁も下地が見える程度にラフな仕上げにすることで、

新しすぎない「味」のある空間に。)

 

✨ #おまけ:古さを活かした味のある空間へ

今回のリフォームのテーマは、まさに「古さを活かした味のある古民家風」。

剥き出しの梁や柱、土間の風合い、そして新しい照明が、新旧のバランスを絶妙に保っています。

特に土間はクリア塗装のみなので、年月が経つにつれてさらに色合いが変化し、

より「味のある」空間になっていくのが楽しみです!

 

お客様にも、スタッフの方々にも、この建物の歴史と温かさを感じながら、

リラックスできる美容室になってくれれば嬉しいです!

 

広々とした空間。奥まで見通せるようになり、開放感あふれる美容室が完成しました!

 

古民家リフォームは大変な作業の連続でしたが、古いものが新しい命を吹き込まれ、

蘇っていく過程は本当に感動的でした!

 

もし、「うちも古民家をリフォームしたい!」「DIYで店舗を作りたい!」という方がいらっしゃいましたら、

ぜひお気軽にご相談くださいね!

それでは、次回のブログもお楽しみに!👋

 

 

【今日のまとめ】

リフォームのきっかけ: 古民家を古さを活かした美容室へ。

主な解決策: 床と天井をすべて解体し造作。天井はベニヤ塗装、壁はベニヤ上張り+クロス。

最大のポイント: 土間はあえてクリア塗装のみで仕上げ、「古さ=味」を最大限に引き出す!

 

今回のリフォームの詳細な工程や、使用した材料について、もっと詳しく知りたい部分はありますか?

例えば、照明計画や、柱・梁の防腐処理など、技術的なご質問にもお答えできますよ!

 

 

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PROFILE

この記事を書いたスタッフ

田村 竜伍
田村 竜伍
ふつつかものですが、どうぞ、よろしくお願いします。