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建築基準法改正に伴い木造住宅確認申請の拡大と耐震強度強化について

  • 本田 善郎
  • リフォーム雑学

10月に入りやっと残暑も落着き秋の気配が濃くなって来ました。

今年は例年になく、残暑の厳しい状況に疲弊された方々も多かったのではないでしょうか?

この状況はこの数年前から顕著に現れて、

今後益々気温上昇が持続すれば、猛暑日から40度越えの経験が当たり前のことになりそうです。

 

現在、気象庁では、気温25度以上から夏日、30度以上から真夏日、

35度以上を猛暑日と定義していますが、

この度の40度越えの最高気温が各地で記録されたのを受けて、

気象庁は今後対応しうるだろう40度以上の予報用語を一般に募集を開始した様です。

さて貴方はどの様な用語を思い浮かべられたでしょうか?

 

時代の変化、環境の変化に伴い我々の生活様式もそれに同調した変化をもたらし、

一見便利に見えています。

しかしながら、一部の人達の間では時代に逆光するかのように、

昔ながらの生活様式を取り戻すべく里山に移り住み、

自給自足の生活を営むことへの重要性に目覚めた方々が、

一つの小さなコミュニティを築き現代において本当の人間らしさとは何か、

我々に問いかけ、今真剣にその問いに答えることが現代社会人の受取る使命の様に感じています。

環境破壊の上に成り立つ経済成長に胡坐をかいた今の生活様式は、

決して本来の意味での便利な生活とはほど遠い、

何か機械的な個性を無くした一集団に属しているかの様です。

 

自然は必ずバランスを取るべく自分自身で地球規模の再編を促してきます。

このような時期は往々にして自然災害、大地震等が多発すると言われています。

今我々はこの様な時代の再編の中で右往左往している事を自覚して、

これからの時代に同調とは何か、もう一度問い直す時期に、

色々な情報収集を吟味する時期に来ているようです。

 

さて今回は、建築基準法改正に伴い、

木造住宅確認申請の拡大と耐震強度強化について述べてみたいと思います。

ご承知の通り、令和7年4月1日からの建築基準法改正に伴い木造住宅においても

大規模な修繕や大規模な模様替え(構造体力(柱、梁、屋根、壁、床(1階の床は除く)階段等)に

主要な部分の一種以上の過半以上の修繕、又は模様替え)は確認申請の対象となりました。

それにつれて、地震耐力の増加処置により確認申請時に壁量計算(構造簡易計算書)、

若しくは許容応力度計算書(構造計算書)の提出が義務化されました。

壁量計算においては今迄の壁量(地震、風圧に対する必要耐力壁)が約1.4倍となり、

今まで以上に耐力壁の配置が増加しますので、

壁量計算のみではなかなか大空間の確保は難しくなりました。

今回の処置は1年間の猶予期間は有りますが、

今後の展望を考える上では今から新基準に合わせて申請した方が、

建物の資産価値を確保する意味でも最良の選択と言えるでしょう。

新築住宅や10㎡以上の増築の場合は加えて、断熱材(床、壁、天井)の充填も完全義務化されましたので、

省エネ性や快適性、耐久性能の向上にも一つの道筋を示唆したものとなりました。

 

この様に建築基準法も時代とともに改変、強化されていますが、

その都度自然災害や人災の節目を経験後の追加強化処置に過ぎません。

今の基準は今守るべき最低基準に過ぎないと理解した上で、最終的には自然災害や今後の食糧不足、

政治経済の行き詰まり等に備えるのは自分自身中にあるようです。

 

 

 

 

 

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