【トイレのバリアフリーリフォーム】手すりの最適な位置と、引き戸のメリット・デメリットを徹底解説
はじめに:将来も安心!トイレの「バリアフリー」は今から考えるべき
「最近、足腰が弱ってきた親がトイレで苦労しているようだ…」
「将来、自分や家族の介護が必要になった時、このトイレで大丈夫かな…」
「車椅子でも使えるトイレにしたいけどどうすればいいの?」
そんなトイレの「バリアフリー」の悩みに直面している方も多いのではないでしょうか。
トイレは家の中で最も転倒事故が発生しやすい場所の一つです。特に、夜間や体が不安定な状態では、ちょっとした段差や手すりの位置が命取りになることもあります。
こんにちは。福岡で創業99年、5万件以上のリフォームを手掛け、お客様の「安心」と「安全」な暮らしを守ってきたパワーハウスです。私たちはトイレのバリアフリーリフォームは単なる介護のための工事ではなく、家族全員が安心して快適に使えるトイレを実現するための重要な投資だと考えています。
このページではトイレのバリアフリーリフォームのポイントと、手すりの最適な位置、そして引き戸のメリット・デメリットをプロならではの視点で分かりやすく解説します。
トイレのバリアフリーリフォーム3つのポイント
1. 段差をなくす – 転倒事故のリスクを軽減
- 対策:
トイレの入り口の段差をなくし、フラットにする。
床材を滑りにくい素材に変更する。 - パワーハウスの視点:
段差は転倒事故の最大の原因です。特に、夜間や体が不安定な状態では非常に危険です。段差をなくす工事は比較的簡単で、費用も抑えられます。
2. 手すりを設置する – 立ち座りの動作をサポート
- 対策:
便器の横や奥に手すりを設置する。
立ち座りの動作をサポートする跳ね上げ式の手すりもあります。 - パワーハウスの視点:
手すりの位置は非常に重要です。お客様の身長や体の状態に合わせて、最適な位置をご提案します。ショールームで実際に試して確認しましょう。
3. ドアを変更する – 開閉の負担を軽減
- 対策:
開き戸から引き戸に変更する。
折戸から引き戸に変更する。 - パワーハウスの視点:
引き戸は開閉にスペースが不要で、車椅子での出入りもスムーズです。緊急時にも開けやすいというメリットもあります。
手すりの最適な位置と種類
1. L型手すり – 立ち座りの動作を総合的にサポート
- 特徴:
縦と横の手すりが一体になったL字型の手すりです。 - 最適な位置:
便器の横の壁に設置します。縦の手すりは立ち上がる際に体を支え、横の手すりは座る際に体を安定させます。 - パワーハウスの視点:
L型手すりは最も一般的で効果的な手すりです。お客様の身長や体の状態に合わせて、最適な高さをご提案します。
2. 跳ね上げ式手すり – 車椅子での出入りもスムーズ
- 特徴:
使用しないときは跳ね上げて収納できる手すりです。 - 最適な位置:
便器の横に設置します。車椅子での出入りが必要な場合に便利です。 - パワーハウスの視点:
跳ね上げ式手すりは介護が必要な場合に非常に有効です。ただし、設置には壁の補強が必要になる場合があります。
3. 縦手すり:立ち上がりの動作をサポート
- 特徴:
縦に設置するシンプルな手すりです。 - 最適な位置:
便器の正面の壁やドアの横に設置します。立ち上がる際に体を支えます。 - パワーハウスの視点:
縦手すりは比較的簡単に設置できます。ただし、横の動きには対応できないため、L型手すりと併用するのがおすすめです。
引き戸のメリット・デメリット
- メリット:
- 開閉にスペースが不要: ドアの開閉スペースを確保する必要がないため、狭いトイレでも設置できます。
- バリアフリーに最適: 段差をなくし、開口部を広く取ることが可能です。車椅子での出入りもスムーズです。
- 緊急時に開けやすい: 浴室内に人が倒れた場合でも、ドアを開けることが可能です。
- デメリット:
- 価格が高い: 他のタイプに比べて高価になります。
- 引き込みスペースが必要: ドアを引き込むための壁のスペースが必要です。
- 気密性が低い: 開き戸に比べて気密性が低いため、音漏れやニオイ漏れが気になる場合があります。
おわりに:トイレのバリアフリーは家族の「安心」を守る
トイレのバリアフリーリフォームは単なる介護のための工事ではありません。
それは家族全員が安心して快適に使えるトイレを実現するための重要な投資です。
創業99年、福岡の水回りリフォームを知り尽くした私たちパワーハウスにぜひあなたのトイレの悩みと理想のトイレをお聞かせください。
お客様の暮らしに寄り添った最適なリフォームプランをご提案するお手伝いをいたします。