【究極の2択】
TOTO「ザ・クラッソ」vs LIXIL「リシェルSI」
福岡で選ぶならどっち?プロが徹底比較
はじめに:高級システムキッチンの頂上決戦!あなたの理想はどっち?
キッチンリフォームを考え始め、各社のカタログやショールームを見ていると、必ずと言っていいほど出会う、二つの存在。
それが、TOTOのハイエンドモデル「ザ・クラッソ」と、LIXILの最高級グレード「リシェルSI」です。
どちらも、デザイン性、機能性、そして価格において、まさにトップクラス。
だからこそ、「どちらを選べば、我が家にとって最高の選択になるのか?」と、究極の選択を迫られ、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは。福岡で創業99年、5万件以上のリフォームを手掛け、あらゆるキッチンを知り尽くしたパワーハウスです。私たちは、この永遠のライバルとも言える二つのキッチンを、数えきれないほどお客様にご提案し、施工してきました。それぞれの長所も、そして短所も、知り尽くしています。
このページでは、ネットの口コミだけでは分からないプロの視点から「ザ・クラッソ」と「リシェルSI」を、5つの番勝負で徹底的に比較・解説します。この記事を読めば、あなたの理想の暮らしに寄り添うのは、どちらのキッチンなのか、その答えがきっと見つかります。
【1回戦】デザイン性 – 思想の違いが、見た目に表れる
毎日立つ場所だからこそ、見た目の美しさは譲れないポイントです。
TOTO ザ・クラッソ → 『調和するデザイン』
- 特徴: 全体的に直線的で、ノイズを削ぎ落としたミニマルなデザイン。どんなインテリアにもすっと溶け込む、普遍的な美しさが魅力です。特に、独自の「クリスタルカウンター」は、すりガラスのような透明感と輝きで、空間に明るさと清潔感を与えます。
- キーワード: #シンプル #ノイズレス #透明感 #調和 #機能美
LIXIL リシェルSI → 『家具のようなデザイン』
- 特徴: 重厚感と高級感を前面に押し出した、インテリアの主役になるデザイン。特に、焼き物ならではの風合いを持つ「セラミックトップ」は、圧倒的な存在感を放ちます。扉のデザインや取っ手の種類も豊富で、好みにカスタマイズする楽しみがあります。
- キーワード: #重厚感 #高級感 #存在感 #カスタマイズ #家具
パワーハウスの判定!
- LDK空間全体で統一感のある、すっきりとした空間が好きななら → TOTO ザ・クラッソ
- キッチンを主役に、ホテルのような、こだわりの空間を創りたいなら → LIXIL リシェルSI
【2回戦】ワークトップ(天板) – 思想を象徴する、最強素材対決
キッチンの顔であり、最も過酷な環境にさらされるワークトップ。両社の思想が最も色濃く反映されています。
TOTO ザ・クラッソ → 『クリスタルカウンター』
- 特徴: TOTO独自の、エポキシ樹脂から作られたカウンター。衝撃に強く、万が一割れても補修が可能。熱にはやや弱く(耐熱温度360℃)、一般的な使い方では問題ありません。何より、黄ばみにくく、汚れが染み込まないため、醤油やコーヒーをこぼしてもサッと拭くだけで綺麗になるのが最大の強みです。
- メリット: 美しさが長持ちする、手入れが楽、衝撃に強い、補修可能
- デメリット: 熱い鍋の直置きは避けるべき
LIXIL リシェルSI → 『セラミックトップ』
- 特徴: 高温で焼き上げたセラミック製のカウンター。熱、傷、汚れ、すべてにおいて最強クラスの耐久性を誇ります。熱々のフライパンを直置きしても、まな板なしで包丁を使っても、全く問題ありません。その圧倒的な「強さ」が、日々の調理のストレスを解放してくれます。
- メリット: 熱・傷・汚れに圧倒的に強い、高級感のある質感
- デメリット: 非常に硬いため、食器などを落とすと割れやすい、衝撃で欠ける可能性(補修は困難)
パワーハウスの判定!
- 日々の「手入れの楽さ」と、長く使える「美しさ」を重視するなら → TOTO ザ・クラッソ
- 調理中の「ストレスフリー」と、何物にも代えがたい「安心感」を求めるなら → LIXIL リシェルSI
【3回戦】収納力 – 使う人の動きを考え抜いた、アイデア対決
キッチンの使いやすさは、収納で決まると言っても過言ではありません。
TOTO ザ・クラッソ → 『周辺収納との連携』
- 特徴: キッチン本体の収納力もさることながら、TOTOが力を入れているのは、カップボードなどを含めた「周辺収納」との連携です。同じデザイン、同じ高さで揃えることで、キッチン空間全体に統一感が生まれ、作業動線もスムーズになります。
LIXIL リシェルSI → 『らくパッと収納』
- 特徴: LIXILの代名詞とも言える、使う人の目線に立った革新的な収納。手前の扉が斜めに大きく開くことで、中の物が一覧でき、調理中でもパッと取り出せます。デッドスペースだった巾木部分まで収納にするなど、収納量を最大化する工夫が満載です。
パワーハウスの判定!
- キッチン空間全体の統一感を重視し、整理整頓された美しいキッチンを目指すなら → TOTO ザ・クラッソ
- 調理中の「ながら作業」が多く、とにかく効率と収納量を重視するなら → LIXIL リシェルSI
【4回戦】清潔さ – アプローチは違えど、ゴールは同じ
毎日口にするものを扱う場所だから、清潔さは譲れません。
TOTO ザ・クラッソ → 『きれい除菌水』
- 特徴: TOTO独自の技術「きれい除菌水」を、シンクや水栓に搭載。スイッチひとつで、まな板やふきん、網かごの除菌ができ、排水口のぬめりも抑制します。「菌を洗い流す」のではなく「菌の発生を抑える」という発想です。
LIXIL リシェルSI → 『よごれんフード』+『くるりん排水口』
- 特徴: 面倒な掃除を、そもそも「不要にする」というアプローチ。10年間ファン掃除不要のレンジフード「よごれんフード」や、水の力で排水口のぬめりを洗い流す「くるりん排水口」など、掃除の手間を物理的に削減する機能が充実しています。
パワーハウスの判定!
- 目に見えない菌までしっかり除菌し、衛生的な状態を保ちたいという「安心感」を求めるなら → TOTO ザ・クラッソ
- そもそも面倒な掃除という「行為」そのものから解放されたいという「時短」を求めるなら → LIXIL リシェルSI
【最終決戦】パワーハウスが見る、本当の価値
ここまで様々な角度から比較してきましたが、最終的に、私たちプロが見る「本当の価値」とは何でしょうか。
それは、「そのキッチンが、あなたの暮らしをどう変えてくれるか」に尽きます。
TOTO ザ・クラッソがもたらす価値:
「きれい除菌水」や「クリスタルカウンター」は、日々の細々とした掃除のストレスから、あなたを解放してくれます。それによって生まれた心の余裕は、家族と過ごす時間や、趣味の時間を、もっと豊かなものにしてくれるでしょう。
LIXIL リシェルSIがもたらす価値:
「セラミックトップ」の圧倒的な安心感や、「らくパッと収納」の効率性は、料理そのもののストレスを軽減し、「もっと料理をしたい」という創造性を掻き立ててくれます。キッチンが、単なる作業場から、自己表現の舞台へと変わるかもしれません。
おわりに:答えは、ショールームと、あなたの心の中に
ザ・クラッソとリシェルSI。どちらが優れている、という単純な話ではありません。あなたの暮らしの価値観に、どちらがより深く寄り添ってくれるか、という話なのです。
この記事を参考に、ぜひ福岡市内にあるTOTOとLIXILのショールームに足を運び、実際に触れて、その違いを体感してみてください。
もちろん、私たちパワーハウスにご相談いただければ、プロの視点から、あなたの理想の暮らしを叶えるのはどちらのキッチンか、一緒に考え、最高の選択をするお手伝いをいたします。
創業99年、5万件の実績は、お客様の「迷い」を「確信」に変えるためにあります。究極の選択に悩んだら、いつでも私たちを頼ってください。