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戸建てRC造の内装リフォームについて

  • 田村 竜伍
  • 現場レポート

こんにちは。施工管理課 田村です。

皆様はこの暑い中いかがお過ごしでしょうか?

熱中症にはかかっておりませんでしょうか?

最近非常に暑くなってきて、日々倒れそうになりながら現場管理をしております。

そんな暑すぎる8月のブログは

「戸建てRC造の内装リフォーム」について、お話しさせていただきたいと思います。

 

まず始めにRC造とはなにか。

RC造とはコンクリートを鉄筋で補強した構造の建物になります。

柱や梁、床や壁が鉄筋とコンクリートで形成されており、

コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引っ張りに強いため、

二つを組み合わせ火災や地震に強くした建物になります。

 

そんなRC造の戸建てをリフォームさせていただく機会があった為、

工程、注意点などをお話しさせていただきます。

 

今回の工事内容は、セクショナルキッチンの取り換え、

天井・壁・床の壁紙・フロアタイル・クッションフロアの張替えになります。

キッチンは位置変更もサイズ変更も行わず、

元々のものと同じサイズのものを取り付けいたします。

 

RC造にお住まいでキッチンを取り替えたいというお客様もいらっしゃると思いますが、

注意点があります。

注意点とは、「キッチン位置の移動が難しい」という点です。

木造住宅では床を少し開口し、床下で給排水の配管を移設しキッチンにつなげることができますが、

上記で記載した通り、RC造では壁や床がコンクリートでできております。

その為、床下で配管を移設することが難しく、床上で配管を移動させる方法になってしまいます。

そうなるとキッチンを移動できなかったり、移動に制限ができたり、

コンクリートの上に足場を作り、床を上げて配管が通るスペースを作らなければならない

・コンクリートを削り、配管が通るスペースを作らなければならない為、

金額が高くなってしまう可能性があります。

その為大幅な移動は難しくなってきます。

また、キッチンの下台裏に配管を通すスペースがあるものを選ばなければならない可能性もあります。

 

以上が1つめの注意点です。

 

そして二つ目が、「配線が壁の外に出てくる」です。

今回も画像のように下がり天井を作りダウンライトを下がり、

天井部分に新設する工事を行うのですが、

キッチンパネル左側を見ていただくとわかると思いますが、

ダウンライトにつながる配線が壁の外に出てきてしまっております。

これは壁がコンクリートでできているので、壁の中を通すことができない為外に出しております。

こちらの配線は、モールといわれる配線を隠すカバーで覆い隠すことになります。

 

 

もしどうしても壁の中に隠したいという場合は、

コンクリートの壁に少しふかし壁を造作し、その中を通すことになりますが、

そうなると金額も上がり工期も伸びてしまいますし、お部屋が少しですが狭くなってしまいます。

 

キッチンだけでも2つの注意点が出てきましたが、それでも新しいキッチンに変え、

壁紙を張り替えることで、雰囲気が非常に変わってまいります。

 

今回もセクショナルキッチンを取り付けするにあたり、

配管が通るスペースを大工さんに木材で作成していただいております。

 

 

こちらにキッチンパネルを張り付けし、新しいセクショナルキッチンを取り付けして参ります。

 

配管作業に関しても元々通っている配管を活かして、職人さんに新しい配管を通していただいております。

 

 

今回のように壁に沿わせて配管が通るスペースを造作すれば、

多少のキッチン移動は床を削ることなく行うことも可能です。

その際、配管スペースは小物や調味料などを置いたりする棚として利用することで、

スペースの有効活用も可能です。

もし、RC造のご自宅でキッチンをリフォームしたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、

是非弊社「パワーハウス」にご相談ください♪

 

そして今回は、壁紙と床のクッションフロアも張り替えも行って参ります。

そのなかで、床のクッションフロアを剥がして、

フロアタイルを施工する作業にとても苦労致しました。

今回のご自宅は、床がコンクリートになっており、

その上にクッションフロアを張り付けてありました。

まず既存のクッションフロアを剥がす作業が非常に難航いたしました。

画像がなくわかりづらいかもしれませんが、

年月が経っている為、コンクリートにクッションフロアがしっかりとくっついており、

スクレーパーといわれる道具で手作業で剥がしていきました。

この作業だけでなんと半日ほどかかっております(涙)

 

そして剥がしてみたところ、既存のコンクリートが波打っている状態でした。

波打っているとフロアタイルをきれいに張ることができないため、

「アースシール」というコンクリート床補修用のパテを

「塗って乾かし削る」作業を5回ほど行い、平坦になるよう調整して貼り付けをいたしました。

パテを施工することで、フロアタイルも問題なく張り付けすることができました。

暑い中作業してくださる職人さんには、頭が上がりません(笑)

 

こうして天井・壁・床の貼り付けが終わりまして、最後にセクショナルキッチンの組み立てとなります。

ブログ制作時はまだ、セクショナルキッチンの取り付けが終わっていない状態ですので、

仕上がり画像をお見せすることができません。

また次の機会で完成画像を張り付けさせていただきます。

 

長くなりましたが、RC造のリフォームについてはいかがでしたでしょうか?

注意点ばかりを書いたためRC造はだめなのか?

と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

上記でも記載しましたが、地震・火災に強く、防音性も高い素晴らしい工法となります。

そんなご自宅にお住まいでリフォーム工事を検討されておりましたら、

ぜひパワーハウスまでご連絡ください!

お待ちしております!

 

 

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この記事を書いたスタッフ

田村 竜伍
田村 竜伍
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