水回り(キッチン・お風呂・トイレ・洗面台)の交換の現場リポート
- 田村 竜伍
- 現場レポート
現在六月後半に記事を書かせていただいていますが非常に暑くなり、
夏が近づいてきていることを痛感しております。
今回お話しさせていただくのは、リフォームといえばこれ!
と思い描く方も多いと思います。
「水回り(キッチン・お風呂・トイレ・洗面台)の交換」
になります。
毎日使用されるものなので、経年劣化や性能面において、
新しいものに変えたいとお考えの方も多いと思いますが、
工事中にどれくらいの期間工事部が使用できないかなどのご不安を感じそうな部分について、
詳しくお話しさせていただきます。
まずは、弊社でも一番多い 「トイレの交換」 についてお話いたします。
トイレの交換では必ず「トイレの使用できない時間」
が出てきます。
これは交換するためにトイレに流れてくる水を止めさせていただき、
トイレ本体を取り外してから新しいものを設置するため、どうしても起こってしまいます。
具体的な時間はトイレの交換のみの場合は、約1時間~2時間になります。
※注意していただきたいのが、
トイレに棚がついているもの(リクシル様のJフィット等)は、
さらに1時間ほど追加でかかってしまいます。
この時間はトイレの交換のみになりますので、トイレの交換と合わせて壁紙のやり替え・
トイレットペーパーホルダーやカウンター、
手洗いの増設・電気配線・給水管の移設などがあると、1日~2日かかってしまいます。
その際は誠に申し訳ありませんが、お近くのコンビニ様などをご利用いただくことになってしまいます。
ですので、トイレの内装・トイレ交換を検討されていらっしゃる場合は、
お客様がお休みの日に工事をさせていただき、
お出かけされている間に工事をさせていただくことを個人的にお勧めさせていただきます。
続きまして
「キッチンの交換」について。
キッチンの交換といっても、元々あった場所にサイズも同じものを設置する場合と、
キッチンの場所を大幅に変更する場合では、工程が変わってきます。
毎日使うものですので、食洗器をつけたい・ガスコンロからIHに変更したい・今のキッチンが閉鎖的なので、
背壁を壊して、新しいキッチンに変えたい・アイランドキッチンにしたいなど、
様々なご要望があると思います。
これらすべてについてお話しさせていただくと、キッチンだけで1つのブログができてしまいますので、
今回は「位置変更なし・旧キッチンと同じサイズの新しいキッチンを設置する」という工事について、
お話しさせていただきます。
早速ですが、工事期間中でキッチンが使えない日にちですが、
「3日間」は使えないと、お考えいただければと思います。
ですので、月曜日に工事を始めたとすると安心して利用いただけるのは木曜日になります。
初日に、「解体工事・給水排水の移設・電気配線の移設」を行います。
同じサイズのキッチンなのだから移設工事はいらないのでは?と思われるかもしれませんが、
サイズの同じキッチンでも商品によって、配管の位置や必要なコンセントの位置などが変わってくるため、
必要な工事となってきます。
二日目は、大工工事になります。
内容としましては、次に設置するキッチンのネジ止め用の下地ベニヤを施工いたします。
工事の時間としましては半日ほどになります。
三日目が、「キッチンの組み立て・給水排水の接続・電気設備の接続」になります。
ここで新しいキッチンの組み立てが完了し、機能としては利用できるようになります。
※キッチン組み立て時にキッチンパネルの隙間などにコーキングを施工している兼ね合いで、
1日利用できません。
四日目朝、ここからようやく新しいキッチンを利用いただけるようになります。
以上がキッチン取り換えの流れになります。
ここにキッチン内の壁紙変更も加わると、新しいキッチン組み立て前に作業しますので、
追加で1日利用できない日が伸びてしまいます。
上記内容を参考にしていただき、キッチン取り換え工事を検討されている場合は、
作り置きや外食といった手段を検討していただきます様、お願いいたします。
続きまして、「お風呂の交換」になります。
こちらもキッチンと同様に「同じサイズ・場所変更なし・給湯器交換無し」の場合で、
お話しさせていただきます。
お風呂を利用できない日にちは、「2日間」になります。
初日
解体工事・給水排水移設・電気配線移設になります。
二日目
浴室の組み立て・給水排水の接続・電気配線の移設になります。
この日に機能としては利用できるようになりますが、
キッチン同様にコーキングを施工している為、1晩開けていただきますようお願いいたします。
三日目(※この日の夜からお風呂を利用いただけます。)
大工工事になり、解体時に壊している浴室と洗面所の間にある壁を作り直します。
夜からお風呂を利用いただけますが、
石膏ボードは水に弱いため、濡れたタオルなどで壁表面を拭いたりしないようお願いいたします。
四日目
造作した壁の壁紙施工になります。
以上で工事終了となります。
確実に利用できないのは2日間になりますので、お休みの日で汗をあまり書かない季節に工事をさせていただくか、
お近くの銭湯の利用をご検討ください。
続いては、「洗面台交換」になります。
ここでは「横幅90cm・高さ180cmの洗面台交換」をもとにお話しさせていただきます。
こちらの利用できない日にちは、「2日間」となります。
工事の流れとしては
初日
解体工事・給水排水の移設・電気配線の移設新設
大工工事
下地ベニヤの施工
二日目
壁紙施工
新しい洗面台の設置・給水排水の接続・電気配線の接続(設備によっては不要)
で完了となります。
水回り4点の工事内容について、ご説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回お話しさせていただいたのは、それぞれ単品で交換をする際の流れになりますので、
お風呂と洗面台を1度の工事で交換したい場合などでは、
上記内容とは工程が変わってまいりますので、ご了承ください。
また、あくまでも目安になりますので、こちらもご承知の上でご検討お願いいたします。
実際に工事を行わせていただく際には、営業・工事担当の者から工程表をお渡しし、
いつまで設備が使えないのかは、工事が始まる前にご説明させていただきますのでご安心ください。
このブログを書いている時期は梅雨ですが、これからどんどん暑くなってまいります。
熱中症には十分に注意してお過ごしください。
長いブログになってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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