子どもが自分で片づけられる収納
- 廣森 良美
- 整理収納アドバイス
夏休みが近づいてきましたね。
子どもたちはうれしい長期休みにウキウキ…
でも親にとっては、
「1日中家にいる=片付かない!」
という現実に直面する時期でもあります。
わが家も夏休みに入ると、学用品、おもちゃ、工作、ゲーム、
そしてなぜか、長期休み中なのにリビングに出しっぱなしの通学リュック…。
いつの間にかリビングが“みんなの荷物置き場”になってしまいがちです。
そんな夏休みこそ、「子どもが自分で片付けられる収納」を見直すチャンスです!
実は、家で過ごす時間が長い時期こ、収納の工夫で“暮らしやすさ”がぐっと変わってくるんです。
たとえば、長期休みの時だけ家にある学用品。
そんなたまにしかないものにも定位置を決めてあげると、
何となく出しっぱなしの状態が続くこともなくなります。
その際、収納場所は長期休みの終わりごろまでは使う頻度が高くはないものなので、
腰より低い場所や胸より高い場所など日ごろはちょっと使いにくいかも…
という場所でも問題ありません。
「今はよく使わないもの」に合った場所を選ぶことで、
限られた収納スペースを有効に使うことができます。
リビングに子どもの物が集まりがちなら、
リビングに1人1つのカゴやボックスを用意して、
「使い終わったらここに戻す」というルールを決めてみるのがおすすめです。
ポイントは、“大人が片付けやすい”ではなく、
“子どもが戻しやすい”仕組みをつくること。
背の高さや、何をどこにしまえばいいのかが分かりやすいことが大切です。
写真やイラストでラベリングすると、特に小さなお子さんにも伝わりやすくなりますよ。
それから、出しっぱなしになりがちな文房具やお絵かき道具も、
専用のケースやトレーにまとめておくと便利です。
使うタイミングが同じ仲間を一緒に収納しておくことで、使いたいときにさっと出して、
終わったらトレーごと棚に戻す。
これだけでもリビングがスッキリ保てるようになります。
さらに、親子で一緒に「何をどこに片付ける?」を考えると、
自然と“自分の物は自分でしまう”意識も育ちます。
夏休みという長いおうち時間を、収納習慣を見直すチャンスと捉えてみてください。
もし、「そもそも収納が足りない」「動線が悪くて使いづらい」と感じたら、
それはリフォームのサインかもしれません。
パワーハウスでは、子どもと過ごす日常を大切にした提案や、
家族みんなが使いやすい動線を考えたリフォームも行っています。
「こんなふうに暮らしたいな」「こんな悩み、あるある…」という気づきがあったら、
ぜひお気軽にご相談くださいね。
今年の夏休みは、スッキリ片付くリビングで、家族みんなが心地よく過ごせますように!
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