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パワーハウスの現場からの声 【F係長の建築日誌】

F係長の建築日誌007 「古民家リノベーション」

2019/03/18

年末年始を忙しく仕事をさせて頂き、

 

かなり久々の更新になります。

 

申し訳ありません。

 

 

企画部の方からは何も声が掛からなくなり、返って使命感が沸き、

 

更新することにしました。

 

 

実は更新したい事があり、書き始めました。

 

 

現在、宗像市で築90年の古民家をフルリノベーション中でございます。

 

リフォームではなく、リノベーションです。

 

 

新しい機能の付与と新しい価値の創造がリノベーションです。

 

(何かの本に書いてありました。笑)

 

 

屋根と柱と梁は残して他は解体です。

 

 

◆機能としては…。

やはり住宅設備機器は最新の物を採用しました。

 

また、断熱性・気密性を向上させるため、

 

窓はペアガラス、床下にはカネライトフォーム、壁・天井にはグラスウールを充填します。

 

元来、日本家屋は夏場の湿気対策で、風通しが良く作られておりますので

 

当然、入っていませんでした。

 

 

 

また、床下は土間と束石(本当の石を基礎にしていました。)でしたので、

 

布基礎と土間コンクリートを打って、耐震性と防湿性を向上させました。

 

 

 

 

◆価値の創造としては…。

 

間取りをガラリと変えて、階段も緩やかに架け替えます。

 

今まではリビングが建物の中央に配してありましたので、

 

太陽光が入り難く、お昼間でも電気が必要でした。

 

階段も急な梯子のような階段でした。

 

 

新しいプランは南側にリビングを移動させて、

 

天窓を設けて明るいリビングを目指します。

 

 

 

 

また、座敷から伸びる広縁は玄関ホールまで通して、

 

腰掛けて雑談が出来るスペースを設けます。

 

階段は位置を動かして緩やかにします。

 

 

また、増築や敷居兼用の大きな横架材があるため、

 

床をバリアフリーにすることが出来ませんでした。

 

 

しかしながら、逆手にとって段差の高さは揃えて

 

リズミカルなスキップフロアを目指します。

 

(↑これが意外とたいへんです。)

 

 

 

 

現在は写真のような状態ですが、

 

2ヵ月後には工事完了致します。

 

 

私自身も楽しみな現場になりそうです。

 

もう、なっていますね。

 

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F係長の建築日誌006 「造作」

2019/02/19

こんにちは。

 

施工監理の深谷です。

 

今回は「造作」についてお話しようと思います。

 

 

造作(ぞうさく)と読むと「仕上げ段階の大工工事」になります。

 

 

床張り、建具取付、階段架け等の工事になります。

 

 

造作(ぞうさ)と読むと「手間のかかること」「面倒」「骨折り」になり、

 

「それぐらい造作(ぞうさ)もない。」などの「手間」と言う意味になります。

 

 

元来、大工の造作(ぞうさく)工事は時間をかけてじっくり施工したい工種です。

 

しかしながら、現在の建築業界では新建材が幅を利かせ、

 

手間がかからない造作工事になっています。

 

 

とは言え、情報が手軽に手に入る現代では、オーナーのニーズは様々です。

 

昔ながらの大工さんも貴重ですが、柔軟な考えを持った若い大工さんももっと貴重です。

 

 

 

 

大昔ですが、中学生の時、

 

高校の進路指導で「高校に行かずに、大工になりたい。」と親と先生に伝えましたが、却下されました。

 

大工が良かったか? 会社員が良かったか?

 

今となっては分かりません。

 

 

何れにしても、建築を「生業」として、

 

現場で造作(ぞうさく)の話を大工としているのが楽しく感じます。

 

 

 

 

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F係長の建築日誌005「フィリップ・スタルク」

2018/10/31

 

朝と晩は少し過ごしやすくなり、秋を感じます。

 

秋の夜長は好きな本を読んでみたいと思います。

本といっても雑誌やデザインブックみたいな本を眺めるだけでも、

それに集中している間は「時」を忘れます。

(旅行雑誌のホテルや旅館からでもインスピレーションが沸きます。)

 

 

 

現在、弊社ではリノベ不動産事業部を展開しており、

デザインに特化したご提案をさせて頂いております。

脳を活性化させ、勉強のため、会社にある資料や、

自宅にある雑誌・資料を見返しております。

 

 

その中で、フランスのデザイナーのフィリップ・スタルクというプロダクトデザイナーがいます。

建築・住宅設備・照明・文房具等で才能を発揮している「おじさん」です。

私が彼の名前を知ったのは照明器具でした。

 

 

 

 

スタンド照明ですが、3本脚に布を被せただけのシンプルで斬新なデザインでした。

別の布を掛けても良いです。

 

何とも当たり前なのですが、「風」が吹けば揺らぎます。

「物質」と「自然」が一つになり、デザインになっている所が、

当時の私の脳を刺激しました。

20代半ばだったと思います。

 

 

 

 

 

下記に彼の言葉を添付しました。

私も彼のような仕事をしていきたい。

 

 

 

「歯ブラシを手にしても、歯ブラシのことなんて考えませんよね。

僕なら、どれだけよく磨けるだろうと考える。

口の中での歯ブラシの働きを理解するためには、この口は誰の口だろうと必ず思い浮かべる。

そして、その人の人生はどんなだろうどんな社会を生きているのだろうと思いを巡らせていく。

こうしたプロセスを経てものを作っていくことがデザインなのだと思います。」

引用:TED「フィリップ=スタルクがデザインを熟考する」

 

 

 

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F係長の建築日誌004「椅子」

2018/09/30

 

今日はプロダクトデザインのお話です。

 

◆バルセロナチェアー

 

 

モダンデザインの有名な「椅子」です。

椅子自体、他の家具に比べると多様なデザインが生まれ易い家具になります。

 

 

バルセロナチェアーはドイツの建築家ミースファンデルローエが、

バルセロナ万博(1929年)に出品した物です。

 

ミースファンデルローエは近代建築家の一人で、

家具等のプロダクトデザインにも造詣が深く、

「God is in the DETAIL」(神は細部に宿る)は私の好きな言葉です。

 

 

それにしてもこの椅子、どこかでよく見ませんか?

 

 

テレビのドラマや番組のセットでよく使用されています。

現在では意匠権が切れているため、様々な会社が取り入れて安価に手に入るようになりました。

 

特徴は脚がそのまま「背もたれ」や「座面」に緩やかに繋がっている点です。

モダニズムの代表的は作品になります。

 

現代にもいろいろな場面で静かに佇んでいるデザインを探してみるのも楽しいです。

 

 

 

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F係長の建築日誌003「導線」

2018/08/21

今日は設計の一つの要素「導線」についてお話しをしようかと思います。

 

生活導線を考えるとき、

 

間取りや家具の配置はとても大切です。

 

 

例えば、キッチンではコンロ(IH)、冷蔵庫、シンクの位置関係、

 

内部廻りでしたら、水廻りの位置関係、

 

外部廻りでしたら、道路や駐車場から玄関までのアプローチや目線誘導。

 

ありとあらゆる場面において、人が生活する上で直面している動く道筋が導線です。

 

逆に言うと違和感がない、気にならないのが良い導線になります。

 

 

 

良い導線とはクライアントにとって2パターンぐらいしかありません。

 

ハウスメーカーでたくさんの間取りプランが出てくるのは眉唾物です。

 

ヒアリングができてない可能性があります。

 

ご注意を。(弊社ではヒアリングに時間をかけます。)

 

 

私見ですが、生活導線にとっては回遊性が重要だと思います。

 

「どちらからでも行ける」が間取りに柔軟性を持たせ、生活を豊かにします。

 

 

例えば、キッチンは3点(コンロ・冷蔵庫・シンク)を線で結んで

 

三角形の形がきれいであると、良い導線だといわれています。

 

直角三角形でも大丈夫ですよ。

 

 

 

皆さんのお宅はどうですか?

 

三角形がつぶれていませんか?

 

一直線になっていませんか?

 

 

 

余談ですが、小売業界や流通業界では導線は常に考えられ、極められています。

 

 

デパートの催事場は何故最上階なのか?

 

コンビニの店内のレイアウトはどの会社も一緒です。

 

導線によって、ついついお買い物をしてしまっているかも?

 

 

導線は業績に直結し、

 

良い生活導線線は日々の暮らしに直結します。

 

 

 

 

 

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F係長の建築日誌002「撮影」

2018/06/11

少し前ですが、完成実例の写真撮影に立ち会ってまいりました。

 

弊社の実例集として発刊している「家づくりの本ふくおか」の撮影です。

 

 

マンションリノベーション工事の撮影でしたので、

 

着手前と完成後が見れてとても面白いと思います。

 

 

撮影は編集者と記者とカメラマンの3人でお見えでした。

 

いつもの面々です。安心感がありますね。

 

記者の方はお施主様と雑談を交えながら本音を引き出すヒアリングを行い、

 

カメラマンは構図決めと準備に余念がありませんでした。

 

これが意外と時間がかかります。

 

 

撮影は3時間ほどで終了致しました。

 

 

残念ながら、ご夫婦の撮影はNGでしたが、

 

奥様は楽しそうに、ご主人様は照れくさそうにしていたのが、とても印象的でした。

 

リフォームされるご夫婦はいつも仲が良い方達ばかりです。

 

 

今後も撮影にご協力頂ける様な施工を目指し、

 

日々、研鑽していこうと思いました。

 

 

 

施工事例が掲載されている「家づくりの本ふくおか」はコチラ!

F主任の建築日誌001「地縄」

2018/05/24

皆さん、こんにちは。施工管理の深谷です。

 

施工管理者の目線で、建築現場の日々の出来事を気ままに書き連ねようと思い立ち、

 

始めさせて頂きました。

 

よろしくお願いします。

 

 

先日、後輩と新築の地縄なる物に立ち会ってきました。

 

「地縄」とはその土地の何処に建物を建てるかを決める重要な確認事項です。

 

お施主様にお立会いの上、決定いたします。

 

 

確認内容としては、

 

日当たり、お庭の使い方や車の停め方、

 

電気・水道の引き込みとメーターの位置、

 

お隣さんの窓の位置とこちらの窓の位置関係、

 

建物の地面の高さも確認すると良いでしょう。

 

また、将来的なことも少し考えると良いでしょう。

 

お子様の成長で車が増えるかも…。とか。

 

 

地縄の位置で基礎工事に着手致しますので、十分に吟味する必要があります。

 

弊社でもとことんアドバイスをさせて頂きます。

 

工事が始まると変更ができなくなってしまいます。

 

 

また、実寸の広さを現地で体感する初めての機会です。

 

それまでは図面でのお話だと思います。

 

皆さん口を揃えるのは

 

「小さく感じます。」

 

とおっしゃいます。

 

視界を遮る物がないため相対的に小さく感じるのだと思います。

 

建物が建ち始めると本来の広さを実感して頂けると思います。

 

 

皆様の新築工事の一助になればと思います。

 

 

 

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