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中古物件・中古住宅の「最低限リフォーム」で賢く理想の住まいを実現!

リフォームされていない現状販売の中古物件を購入した場合、最低限のリフォームにしてなるべく費用は抑えたいものです。この記事では「最低限行っておいた方が良いリフォーム」と、「後からでも良いリフォーム」を明確にします。
中古物件購入の際の参考資料としてご活用ください。

この記事の目次

費用を抑えるコツと失敗しないために

中古物件の購入とリフォームは、予算を抑えつつ理想の住まいを手に入れる絶好の機会です。 このページでは、賢く「最低限リフォーム」を進めるための知識を網羅的に解説します。

何からやるべきか、何を優先すべきか。

あなたのライフスタイルも考慮して検討する必要があります。

最低限リフォームとは?

「最低限リフォーム」とは、古い設備や見た目の老朽化に対し、機能的な「交換」や美観を整える「見栄え」の改善に限定し、許容できる範囲でコストを抑えるリフォーム手法です。 必ずしも高額な全面リフォームが必要なわけではなく、賢い選択で費用対効果を最大化します。

リフォームとリノベーションの違い

リフォームが「原状回復や部分的な改善」を目的とするのに対し、リノベーションは「建物の価値を刷新する大規模な改修」を意味します。 「最低限リフォーム」は、リフォームの範疇で、費用を抑えつつ住みやすさを向上させる実用的なアプローチです。

リフォームの優先順位

「最低限」のリフォームは、単に費用が安い工事を選ぶことではありません。

住まいの「安全性」と「健全性」を最優先に確保し、その上で「快適性」と「経済性」を向上させることが重要です。

1. 耐震安全性の確保(最優先)

命を守る最も重要な要素。

特に1981年以前の「旧耐震基準」の住宅は耐震診断が不可欠です。

2. 屋根・外壁・水回り(次に重要)

建物の寿命を左右し、雨漏りや漏電などのリスクを防ぎます。

雨漏りはシロアリ被害を受けやすくなるので、購入前にシロアリ駆除してあるか、雨漏りしていないか等も確認しておきましょう。

外部点検を受けるのが最も効果的です。

ここにかかる費用は最低限必要なものです。

 

水回りなど住宅設備の寿命は、約15年が目安です。ここは総合的な費用と相談して決めていきましょう。

3. 省エネリフォーム(快適性と経済性)

断熱改修などで冷暖房費を削減し、快適な室温を保ちます。

窓の改修は特に効果的です。

内窓を設置し、二重窓にすることも可能です。

2025年現在、窓リノベ補助金では、約半額が補助金で戻ってくることもあります。

補助金などは有効に活用しましょう。

私どものようなリフォーム会社にご相談ください。

※2024年リクシル内窓販売実績九州No.1のパワーハウスにお任せください。

4. 内装(後回しでOK)

他の工事で影響を受ける可能性があるため、壁紙や床の張り替えは後回しが賢明です。

また、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では壁紙が汚れたりすることもあります。

内装工事は必須工事ではありませんが、トイレや洗面台など、住宅設備機器を取り外さないと床や壁紙が貼れないところもあります。

この辺りは細かく打合せを重ねて決めていきましょう。

中古住宅リフォーム箇所別 費用相場と優先度一覧

工事部位別に優先度と費用相場をまとめてみました。 費用は最小限の部位別リフォームから、全体交換までを想定しています。 あくまで目安ですが、優先順位は変わりません。
部位 費用相場(円) 優先度 備考
耐震補強工事 100万〜200万円程度 人命と建物の安全を最優先。
屋根 20万〜200万円 雨漏り防止、建物保護の要。
外壁 70万〜200万円以上 塗装やシーリングの劣化は早期対応が重要。
キッチン 50万〜120万円 レイアウト変更なしで費用を抑制。
お風呂 50万〜150万円 ユニットバスへの変更は高額になりがち。
トイレ 10万〜30万円 和式から洋式への変更は費用がかかる。
洗面台 10万〜25万円 洗面台交換のみなら比較的安価。
内装(壁紙・クロス) 1部屋3~15万円 他の工事の影響を受けやすいため後回し推奨。
内装(床材) 1部屋~10万円 素材や面積により変動。
間取り変更 20万~350万円 大がかりな変更は高額。構造上の制約も考慮。
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費用を抑える!賢い「最低限リフォーム」のコツ

中古物件購入に伴う最低限リフォームにはちょっとしたコツがあります。 不動産も取り扱っているパワーハウスだからこそのアドバイスをお伝えします。

物件選びの戦略

築浅物件やライフスタイルに合った間取りを選ぶことで、大規模なリフォームを避けられます。

物件探しからリフォームまで一貫してサポートしてくれる「ワンストップ会社(パワーハウス)」の活用も有効です。

工事内容の工夫

水回りのレイアウト変更を避け、設備のグレードを上げすぎないことが重要です。

水回り、キッチンやお風呂の配置を変更しなければその分、キッチンやお風呂のグレードをアップしたり、オプションを追加することもできます。

デザインのアイデア

コンクリートを露出させる「躯体現し」や、高機能なクロスや床材を賢く選ぶことで、コストを抑えつつデザイン性の高い空間を実現できます。

マンションでは特に人気の手法です。

コツをまとめると、物件選びからサポートでき、設計などの相談にも乗ってもらえ、デザインのアイデアまでサポートしてくれるリフォーム会社を選ぶことが最適です。
打合せの回数や労力も少なくて済み、妥協しない住まいづくりを実現できます。
コスト面でもまとめることで安くなる可能性があります。

知っておきたい!失敗事例と回避策

後悔しないリフォームのために、よくある失敗とその回避策を知っておきましょう。

よくある失敗パターン

  • ・想定外の追加費用が発生
  • ・希望通りのリフォームができない
  • ・見えない部分(配管、構造部など)の劣化
  • ・資金計画の失敗

失敗を回避する重要ポイント

ホームインスペクション(住宅診断)の活用が最も効果的です。専門家が第三者の立場で建物の状態を診断し、隠れた欠陥や改修すべき箇所を明らかにします。購入の申し込み後、契約前に実施するのがベストタイミングです。

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活用したい!リフォームの補助金・減税制度

国や自治体の制度をうまく活用すれば、費用負担を大幅に軽減できます。2025年版の主要な制度をチェックしましょう。

2025年7月現在

制度名 補助・減税金額/控除額 対象工事/条件
子育てグリーン住宅支援事業 上限40万~60万円/戸 断熱改修、省エネ設備の導入など
長期優良住宅化リフォーム推進事業 80万~160万円/戸 劣化対策、耐震性向上など
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 最大120万円/戸 断熱改修
住宅ローン減税 最大控除額60万~80万円/年 新耐震基準適合住宅の取得

※制度には条件や期間があります。詳細はリフォーム会社や自治体にご確認ください。

まとめ:賢く「最低限リフォーム」を進めるためのチェックリスト

以下のチェック項目を意識してリフォーム計画を立てましょう

  • ✅ リフォームの目的と優先順位を明確にする
  • ✅ 耐震診断とホームインスペクションを必ず実施する
  • ✅ 屋根・外壁・水回りの状態を優先的にチェックする
  • ✅ 物件選びの段階からリフォーム費用を意識する
  • ✅ 水回りのレイアウト変更は慎重に検討する
  • ✅ 複数の業者から見積もりを取り、信頼できる業者を選ぶ
  • ✅ 補助金・減税制度を最大限に活用する
  • ✅ イメージの共有を密に行い、コミュニケーションを大切にする