なぜ詳細な見積もりが必要なのか?
そもそも、なぜ「一式」ばかりの見積もりが危険なのでしょうか。
それは、後から「これは含まれていませんでした」と追加工事を請求されたり、使うはずだった建材のグレードを勝手に下げられたりするトラブルの原因になるからです。
詳細な見積もりを出す会社は、それだけ自社の工事内容に自信と責任を持っている証拠。
誠実な会社を見抜く最初のフィルターが、見積書の詳細さなのです。
【保存版】リノベーション見積もり|7つの必須チェックリスト
1. 工事の項目と数量は「部屋ごと・工程ごと」に記載されているか?
良い見積もりは、どこにどんな工事をするのかが明確です。
「リビング内装工事一式」ではなく、「天井:クロス張替え 〇〇クロス / 30㎡」「壁:塗装仕上げ / 50㎡」「床:フローリング張り 〇〇グレード / 15畳」のように、場所ごと、工程ごとに細かく分かれているか確認しましょう。
2. 建材や設備の「メーカー名・品番・グレード」は明記されているか?
キッチン、ユニットバス、フローリング、クロス…。リノベーションで使うものには、すべてグレードがあります。
「フローリング張り」としか書かれていない場合、安価な材料を使われる可能性も。
必ず、メーカー名や品番まで具体的に記載されているかチェックしてください。
3. 「単価」と「数量」が明確か?
「単価 × 数量 = 金額」という基本が守られているかを確認します。
これにより、もし工事の途中で数量の増減があった場合も、公平な金額の変更が可能になります。
数量の単位(㎡、m、箇所など)も要チェックです。
4. 「諸経費」の内訳は何か?
見積もりには「現場管理費」「一般管理費」などの諸経費が含まれます。
これが全体の10〜15%程度なら一般的ですが、あまりに高額な場合や、内訳が不透明な場合は注意が必要です。
何のための費用なのか、きちんと説明を求めましょう。
5. 解体・撤去・処分費用は含まれているか?
既存のキッチンや壁などを解体・撤去し、その廃材を処分するための費用です。
これも「一式」ではなく、どの部分を解体するのにいくらかかるのか、明記されているのが理想です。
6. 追加工事・変更工事の際のルールは記載されているか?
リノベーションでは、解体後に予期せぬ問題が見つかり、追加工事が必要になるケースがあります。
そんな時、どのように連絡・確認し、費用はどうなるのかが事前に明記されていると安心です。
7. 保証やアフターサービスの内容は書かれているか?
工事が終わった後の保証期間や、定期点検の有無なども、見積もりや契約書で確認すべき重要なポイントです。
会社の長期的な信頼性を示す指標にもなります。
※6、7は契約書に明記されている場合があります。
パワーハウスの「正直な」見積もり
詳細な項目分け: どこに、どんな工事をするのか一目瞭然です。
品番レベルでの記載: お客様が選んだものが、間違いなく使われることをお約束します。
明確なコミュニケーション: 見積もりについて、どんな小さな疑問にも、担当者が丁寧にご説明します。
あまりにも細かすぎる見積もりもわかりづらくなってしまいます。
数社見比べてみて、納得のいく見積もりと説明があるものを選びましょう。
私たちは、価格の安さだけで勝負はしません。
適正な価格で、最高の品質と安心をお届けすることこそが、私たちの使命だと考えているからです。
【この記事のまとめ】
見積もりは、会社からあなたへの「約束状」
見積書は、単なる金額の提示ではありません。
それは、リノベーション会社が「この内容と品質で、この金額で工事を完成させます」という、お客様への固い「約束状」です。
複数の見積もりを前に迷ったら、ぜひこのチェックリストを片手に見比べてみてください。
そして、最も誠実に、あなたの想いに応えようとしてくれる会社を選んでください。
パワーハウスは、あなたの期待を超えるリノベーションを、正直な見積もりと共にお届けします。
