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狭いお風呂を快適にするには!?リフォーム方法や快適なサイズの目安についてご紹介!

お風呂は誰もがゆったりと過ごしたい空間なので、狭いとストレスを感じることもあります。子供が小さいうちは狭いと感じなかったお風呂も、子供が成長すると狭く感じてしまうこともあるでしょう。
また、両親が高齢になって介護が必要になると、これまでのお風呂では使いにくくなります。
お風呂が狭く感じたら、拡張すればいいのですが、簡単に拡張できないケースもあるようです。
そこで本記事では、拡張しなくても、狭いお風呂を広くする方法をご紹介します。また、快適な浴室・浴槽のサイズや浴室リフォームの期間、お風呂を広くリフォームする際の、注意点などについても解説します。

この記事の目次

1.狭いお風呂を広くする方法

お風呂は、以下のような方法で広くすることができます。

在来工法の浴室をユニットバスに変える

無理にお風呂場を拡張しなくても、浴槽をユニットバスに交換すれば広くすることができます。
ユニットバスに交換するだけなら、工期も費用もそれほどかかりません。
また、ユニットバスにすると、浴室暖房を入れることができるので、ヒートショックを防ぐ効果もあります。
ヒートショックによる死亡事故は高齢者に多いので、ユニットバスに交換すれば、このような事故を未然に防ぐことができます。

新しいユニットバスに交換する

ユニットバスを交換するリフォームは、それほど多くありませんが、ユニットバスのサイズを大きくすると、ゆったりお湯に浸かれるのでリラックス度が違います。
特に日頃からストレスを感じている人は、体全体を思い切り伸ばして入ると、ストレス解消にもってこいです。
古いタイプのユニットバスは、サイズの種類があまり多くないので、不自由な思いをしながら、入浴している人も少なくありません。

しかし、現在のユニットバスは多くの種類があるため、ユニットバスを新しくするだけでも、お風呂タイムがずっと充実します。
メーカーによっては、浴室を広くしたい人のための、ユニットバスも販売しているので、自身の好みに合うユニットバスを探してみましょう。

また、お風呂場の間取りが複雑なために、希望するユニットバスを設置できない場合でも、取り付け可能なユニットバスもあります。
最近では、ユニットバスのバリエーションが豊富になっているので、これまでリフォームをあきらめていた人でも、リフォームが可能なケースも増えています。

間取りを変えて拡張する

洗面所が、お風呂場とつながっている間取りの場合は、境目の壁を取り壊し間取りを変えることによって、お風呂場を広くすることができます。
ただし、洗面所が広くなければ、この方法でお風呂場を広げることはできません。

配管スペースを縮小する

通常、配管スペースはお風呂場の壁裏にあるものですが、昔のユニットバスは配管スペースが大きいために、場所を取ってしまっていました。
現在の配管は、昔より小さくなっているので、配管を交換することによって、お風呂場を広くすることができます。
戸建ての場合は、お風呂場の拡張が比較的容易にできますが、マンションではいろんな制約があるので、拡張が難しい場合は、配管スペースを小さくすることによって、お風呂場を広くできるのでおすすめです。

2.お風呂場リフォームを成功させるには

「お風呂場が狭いからリフォームして広くしたい!」と思っても、どこが狭いのかによってリフォームの内容が変わります。お風呂場全体が狭いと感じているのか、浴槽が狭いのか、洗い場が狭いのか、まず拡張したい箇所をハッキリさせる必要があります。お風呂場全体が狭いのであれば、お風呂場そのもののスペースを、大きく取り直す必要があるので、かなりの大工事になり費用も高くなりがちです。

足を伸ばしてお湯に浸かりたい・洗い場を広げたい

もし浴槽が狭いと感じていて、足を延ばしてお湯に浸かりたいなら、浴槽のサイズを大きくするリフォームをすることになります。
また、洗い場が狭いと感じているなら、浴槽のサイズを小さくして、その分だけ洗い場を広げるリフォームもひとつの選択肢です。
家族の介護が必要になった場合、1人で入浴するのが困難であれば、洗い場に2人で入ることになるので、これまでより広い洗い場が必要になります。

車椅子でお風呂に入る・介護が必要

特に車椅子のまま洗い場に入るには、車椅子が自由に出入りできるだけのスペースを用意しなければなりません。
この場合は、他のスペースを大幅に犠牲にしてでも、車椅子が入るスペースを確保することになります。
介護のためにお風呂場をリフォームする場合は、浴室全体の広さが、少なくとも1坪以上必要になると考えましょう。

また、手すりを取り付ける位置や高さもよく考慮しないと、介護する人も介護される人もストレスになるので、リフォーム前にしっかり設置位置を検討して、設計に反映させる必要があります。
ただし、介護のためにリフォームするといっても、どのようにリフォームしたらいいのかわからない場合も多いので、実際にショールームなどで見てみることも大切です。

3.快適な浴室・浴槽のサイズ感

浴室や浴槽は、どれくらいのサイズがあれば快適なのか、具体例をご紹介します。

広く感じる浴槽サイズ

足を延ばして入れる広さがあれば、広く感じることができます。一般的に、浴槽の長さが100㎝以下だと、膝を曲げて入ることになるので、狭く感じてしまいます。そのため、平均的な身長の人であれば、100~130㎝くらいの広さが欲しいものです。

背が高い人の場合は、140㎝くらいの広さがあれば、ゆったり入れるでしょう。160㎝あれば、さらに高身長の人でも十分な広さがあります。
また、親子でお風呂に入る場合は、180㎝くらいの広さがあれば理想的です。

浴室の最適な広さ

浴室は、0.75坪、1坪、1.25坪、1.5坪の4通りの広さが、各メーカーの標準となっています。
0.75坪は畳1.5畳の広さがあるので、ゆったりと入れます。
ただし、長さ130㎝以上の浴槽を入れるなら、1坪以上の広さが望ましいでしょう。

しかし、お風呂場は広ければ快適かというと、必ずしもそうではありません。
広さは1.25坪か1.5坪もあれば十分ですが、「そんなに広くなくていい」という人や、「広いと寒く感じる」「掃除が大変」といった意見もあります。

つまり、どれくらいの広さが合うか、人によって違うので、実際にショールームで確認することも大切です。
また、お風呂場の広さが同じでも、浴槽が広いタイプや洗い場が広いタイプもあるので、こちらもショールームなどで実際に見てみるといいでしょう。

車椅子の場合は1.25坪以上あると理想的

家族に介護の必要な人がいるため、お風呂場をリフォームするケースがあります。
車椅子のままお風呂場に入るには、1.25坪の広さが必要になります。
車椅子で入るには、お風呂場の入り口の段差をなくしたり、手すりを設置することも大切です。
また、車椅子が通れる幅の扉を取り付けることも、忘れないようにしましょう。

浴槽の形状・手すりの位置によっても快適さは変わる

介護が必要な人が入るお風呂は、浴槽の形状や手すりの位置にも配慮が必要です。
足腰の悪い人が、浴槽の縁をまたいで湯船に入るためには、浴槽を低くしたほうが入りやすくなります。
また、手すりの位置も、介護が必要な人の身長によって変わるので、その人に合った高さに手すりをつけるようにしましょう。

4.浴室のリフォームに必要な期間と工事のスケジュール

浴室のリフォームに必要な期間と、工事スケジュールをご紹介します。

タイル風呂のリフォームに必要な期間・スケジュール

ユニットバスではない、昔ながらのタイル貼りのお風呂から、ユニットバスにリフォームするには、1週間程度の日数がかかります。
何をどこまでリフォームするかによって、工期も変わるため、最長で10日程度見ておく必要があります。
戸建てのリフォームは、特に制限はありませんが、マンションの場合は管理会社への説明や、規約の確認なども忘れないようにしましょう。
マンションの場合は、このような承諾を取る期間も必要なので、戸建てより工期がかかります。

ユニットバスのリフォームに必要な期間・スケジュール

古いタイル貼りのお風呂から、ユニットバスに交換する場合は、床や壁のタイルを壊してからユニットバスを取り付けます。
しかも、単に壊すだけでなく、ユニットバス用に基礎から作り直す必要があるので、作業は大掛かりになります。
工事は、最初の3日間で古いタイル貼りのお風呂場を解体し、ユニットバスを組み立てます。
それから内壁や外壁を工事して、内装工事や電気工事、水回りの配管工事を終えるまでに7日間ほど必要です。

5.狭いお風呂を広くリフォームする際の注意点

お風呂を広くするために、リフォームする際に注意すべきポイントを、ご紹介しましょう。

グレードやオプションによってリフォーム費用はかさむ

お風呂のリフォームは、取り付けるオプションによって費用が変わります。
特にマンションの場合は、ユニットバスの種類やオプションによって、大幅に費用が変わるので注意しましょう。
ユニットバスの標準費用には、浴槽のふた・水栓・シャワー・鏡・照明・ドア・換気扇・棚・タオル掛けなどが含まれています。
そのため、これら以外の機能を取り付けると、追加料金が必要になります。

また、最新のお風呂設備の中には、ジェットバスやミストサウナなど、人によってはそれほど必要としない機能もあるため、使わない機能と設備を導入してしまうと、メンテナンスの手間がかかるという問題もあります。

給排水管の位置に注意して計画する

戸建てなら、お風呂のリフォームは比較的自由にできますが、マンションの場合はいろいろと制約があります。
そのため、マンションのお風呂を大幅にリフォームする場合は、給排水管の場所に注意して行う必要があります。
特に排水管は、少し勾配をつけて水が流れやすく作られているので、勾配がなくなったり勾配が逆になったりすると、排水がうまくいかなくなるので注意しましょう。

ただし、現在の勾配を保ったまま大幅なリフォームをすると、工事が大掛かりになって費用がかさむ場合もあります。
また、配管が長くなると、水漏れの原因にもなりやすいので、気をつけなければなりません。
マンションで、お風呂場の大掛かりなリフォームをすると、新たに給排水管を取り付ける必要も出てきますが、マンションの構造によっては取り付けられないこともあります。

特に古いマンションは床下部分に配管が通っている場合が多いので、配管の移動が困難です。
このように、マンションのお風呂場の移動には制約があるので、希望通りのリフォームができない場合もあります。

マンションの場合は管理規約を確認

マンションには管理規約があり、リフォームできる箇所は専有部分に限られています。
共有部分の壁に、穴をあけるなどの工事はできない上に、配管の移動を禁止している場合もあるので、リフォームを検討する前に管理規約を確認する必要があります。

6.お風呂リフォームの期間が長くなるケース

以下のようなケースでは、お風呂場のリフォームが思った以上に長くなるので注意しましょう。

ユニットバスのサイズが合わない

戸建てで、在来浴室からユニットバスに交換する場合、ユニットバスのサイズが合わないために、入らないことも少なくありません。
理由はもちろん、浴室のサイズとユニットバスのサイズを、しっかり確認していなかったからです。

ユニットバスのサイズは、10cm刻みで豊富な種類があるので、選ぶサイズを間違えないようにしましょう。
ちなみに、ユニットバスの内寸は各メーカー共通ですが、外寸はメーカーや商品によって異なるので、内寸だけを見て決めると全体のサイズが大きすぎて、浴室に入らないケースもあります。

弊社では、確実な現地調査を行い、ご自宅に合わせたサイズで浴室リフォームをご提案しておりますので、安心してお任せください。

オーダーメイドのお風呂にする

お風呂をオーダーメイドにすると、どうしても工期が長くなってしまいます。
オーダーメイドでなければ、市販の部品をそのまま使えるので簡単ですが、オーダーメイドだと、まず業者と念入りな打ち合わせをする必要があります。
オーダーメイドの場合は、部品が特注になるケースもあるので、さらに時間がかかってしまいます。

といっても、このような準備は前もって行うこともできるので、工期がかかるからといって、その日数だけお風呂が使えないわけではありません。
しかし、特注の部品を使うと、取り付けに時間がかかる場合もあるので、通常なら3日でできるところを、4~5日かかる場合もあるでしょう。
お風呂が使えない日数が多いと、家族全員が困ってしまうので、オーダーメイドはなるべく避けるようにしたいものです。

お風呂の移動

お風呂の場所を移動するには、電気やガス、水道なども同時に移動しなければならないので、大きな工事になってしまうために、その分だけ工期も長くなります。

エレベーターが使用できない場合

マンションのリフォームの場合、エレベーターが使えないと、風呂場の資材や廃材などを人力で運ぶことになるため、工期が長くなってしまいます。
エレベーターがないマンションはもちろん、エレベーターがあっても、ユニットバスが入らなければ、やはりエレベーターが使えないので、事前に確認を取っておく必要があります。

7.一度リフォーム専門会社に相談してみよう

浴槽を広くしたい、洗い場を広げたいと思っても、間取りや予算的に「無理!」と自己判断してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、そんな場合でも一度リフォームの専門会社に、相談してみることをおすすめします。なぜなら、専門家が見れば、「何とかできる!」場合も多いからです。

ご自身の判断でリフォームは無理と思っている人は、あきらめる前に、ぜひ一度専門会社に相談してみてください。
リフォームのプロに聞けば、どれくらい広げられるか、どのくらいの工期で費用はいくらかかるかなど、具体的なデータを教えてもらうことができます。

お風呂のリフォームにはさまざまなメリットがあります。
例えば、お風呂のリフォームには断熱性を高める効果があります。
在来工法で作られたお風呂場と、最先端のお風呂場では、断熱性能が格段に違います。それは、在来工法の時代には、まだ断熱性能がそれほど重要視されていなかったからです。
また、断熱性能が優れているので、リフォームした浴室は、光熱費が節約できるというメリットもあります。さらに、リフォームすると新築のようなきれいな仕上がりになり、汚れにくくお手入れがしやすくなるのも、大きなメリットと言えるでしょう。

このようなメリットを享受するためにも、ご自身で「無理!」と判断されず、一度お気軽に弊社のようなリフォームのプロにご相談ください。お客様の希望の予算に合わせて、プランをご提案させていただきます。

【この記事のまとめ】

今回は、狭いお風呂を広くしたいとお考えの方に向けて、お風呂を広くリフォームする方法やスケジュール感などを解説しました。お風呂を広くするには、浴室をユニットバスに変えたり、新しいユニットバスに交換する方法のほか、間取りを変えて拡張したり、配管スペースを縮小するといった方法があります。お風呂を広くリフォームする際は、グレードやオプションによって、リフォーム費用がかさむ場合があるので注意しましょう。

また、お風呂のリフォームは、給排水管の位置に注意して行うことが大切です。特にマンションの場合は、管理規約を確認しないと、思った通りのリフォームができないケースもあるので、注意が必要です。福岡市周辺でキッチンリフォームをお考えの方は、お気軽に弊社までご相談ください。