ご相談はこちら!
【定休日】年末年始・夏季・GW 土日も営業中!お気軽にお問い合わせくださいませ。

ご相談はこちら

リノベーションのメリットとデメリットとは?新築を購入する場合との比較もご紹介

「中古住宅をリノベーションするか、新築住宅を購入するか悩んでいる」
「リノベーションの良いところや悪いところを知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
リノベーションを検討中なのであれば、リノベーションに関する知識は持っておきたいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の目次

□リノベーションのメリット・デメリットについて解説します!

まずは、中古住宅をリノベーションするメリットとデメリットについて解説します。

*中古住宅をリノベーションするメリット

中古住宅をリノベーションした新しい家に住むメリットは、4つあります。

1.自分の好きなように間取りやレイアウトを決めていけること

注文住宅を購入するのと同じように、こだわりを詰め込んだ自分や家族が求める家にできます。
例えば、壁の素材にこだわりたい方であれば、塗り壁や漆喰を用いたり、書斎や作業部屋で仕事に集中できる環境が欲しい方であれば、新たに部屋を作ることも可能です。

2.新築よりも安価で購入できること

注文住宅を購入する場合には、かなり費用がかかってしまいます。
中古住宅をリノベーションするのであれば、一般的には4〜5割ほど新築よりも安く購入できます。
この金額にリノベーション費用を加えたとしても、新築を購入するよりは安くなることが見込まれるでしょう。

3.資産価値の下がり幅が小さいこと

建物の資産価値は新築時に最も高く、そこから年月が経つにつれて徐々に安くなっていきます。
中古住宅では、築15年ぐらいを目処に価格の下がり幅が小さくなるので、新築時と売却時の資産価値のギャップが、新築住宅よりも小さいことが期待できます。

4.立地をさまざまな場所から選べること

中古住宅は、様々な場所で販売されており、住みたい町で住めるメリットがあります。
住み替えも新築住宅よりスムーズにできるのもメリットの1つです。

*中古住宅をリノベーションするデメリット

ここからは、中古住宅をリノベーションするデメリットについて解説します。

1.完成後をイメージしづらいこと


建売住宅に比べると、中古住宅はどういった出来上がり具合になるのか想像しづらいのが一般的です。
そのため、間取り図はもちろん、CGを使ったシミュレーションをしてもらうと良いでしょう。
ショールームにも足を運び、理想と現実が大きく異なるのを防ぐ必要があります。

2.費用が前もって把握しづらいこと

見積もりした後、丁寧に話を聞いて、分からない部分は聞くようにしましょう。
途中でプランを変えると、追加で予算がかかってしまうケースもあります。

3.耐震性や建物の性能が劣っている可能性もあること

経年劣化で建物の構造部分が腐敗してしまって、耐久性に問題がある可能性もあります。
1981年以前の住宅だと、耐震補強する必要があるので、工事費が高くつくことになるでしょう。
ただ、このデメリットに関しては、該当しない家も存在するので、全ての中古住宅がこうした工事を必要とするわけではありません。

4.住み始めるまでに時間がかかってしまうこと

プランをリノベーション会社と相談し、間取りやデザイン、予算の見積もりが終わると、工事期間に移ります。
工事期間は、マンションだと約1か月、一戸建てだと約2か月の期間が必要です。
プランを設定してから住むまでに時間が空いてしまうのはデメリットととらえる方も多いでしょう。

*住んでいる住宅をリノベーションするメリット

ここからは、住んでいる住宅をリノベーションするメリットとデメリットについて解説します。

1.断熱性能を上げられること

長い間同じ家に住んでいると、断熱性が落ち、寒さを感じやすくなります。
リノベーションし、断熱材を入れたりすることで、断熱性能が高く住みやすい家になるでしょう。

2.耐震性をアップできること

1981年以前に建てられた住宅であれば、新耐震基準を満たしておらず、耐震性が低い可能性があります。
そういった住宅の場合は、地震が起きた際に倒壊するリスクがあるので、耐震性を高める工事をすると良いでしょう。

*住んでいる住宅をリノベーションするデメリット

1.リノベーション期間は家に住めないこと


工事中は家が使えないため、仮の住まいを探さなければなりません。
親族や友人の家に泊めてもらえるのであれば費用がかかりませんが、アパートやホテルであれば、経済的な負担も増えてしまいます。

2.古すぎて費用がかなりかかってしまうケースもあること


築年数が長すぎる家では、家の基礎や土台から修復しなければならなかったり、耐震補強を大規模に行う必要があったりすることがあります。
こうした際には、かなり金額がかかってしまう可能性があるので、注意が必要です。

以上が、リノベーションするメリットとデメリットについてでした。

□新築のメリット・デメリットについて解説します!

続いては、新築のメリット・デメリットについて解説します。

*新築のメリット

1.新しい建物で新しい設備を使った家に住めること

このメリットは、新築住宅ならではの言わずと知れた特徴です。
注文住宅の場合は、好きな間取りに設定できるのも新しい家ならではの魅力ですよね。

2.修繕費用がかかりにくいこと

新しい建物だと、修繕にかかる費用は少ないので、家を購入する際以外の費用が高くつきにくいのも大きなメリットの1つでしょう。

3.再開発や建て替えによる好立地の新築物件が増えてきていること


先ほど、中古住宅は幅広いエリアから選べると述べました。
新築住宅も、再開発や建て替えが進んでおり、立地に恵まれたものが増加傾向にあります。

4.税金が安いこと

住宅の購入時や入居した後にかかる税金は、中古住宅より新築住宅の方が安くなる傾向があります。
所有権登録時に必要な登録免許税は、建物にかかる税率が中古住宅より新築住宅の方が低く設定されています。
また、毎年必要な固定資産税についても、新築から3年間半額になるといった特例が設けられているのです。

*新築のデメリット

新築のデメリットは4つあります。

1.価格が高いこと

新築の場合は、中古と比べると様々なコストがかかります。
建物そのものにかかるコストはもちろん、不動産会社を仲介する際の広告宣伝費、人件費も上乗せされます。
中古住宅と比べると、費用が割高になってしまうことはデメリットです。

2.購入時に修繕積立基金がかかるのが一般的だということ

これは、大規模な修繕に備えて、数十万円の費用を払っておく制度です。
購入時に一時的な経済的負担が増えます。

3.建物が未完成の状態で販売されるケースがあること

未完成の状態で販売される場合は、図面やモデルルームを確認し、実物を見れずに購入する形になります。
これは、イメージと違って後悔してしまうことも考えられるでしょう。

4.希望の土地が買えるとは限らないこと

再開発や建て替えが進んでいるといっても、好立地な土地に家を建てるとなると、かなりの費用が発生します。
そのため、必ずしも自分の建てたい場所に家を建てられるとは限らないのが現実です。
物件を探す期間が設定されていれば、その期間内に選ばなければならないこともあります。

以上が、新築のメリットとデメリットについてでした。

□新築と中古住宅リノベーションでは費用はどう違うのか?

ここからは、新築と中古住宅の費用面において比較します。 今回は、新築と中古住宅の住宅価格を、同一の3800万円に設定して考えます。 新築マンションの3800万円と中古住宅の3800万円なので、家自体のクオリティは全く異なるのですが、それ以外にかかる費用に焦点を当てているので、ご了承ください。

*新築の費用

新築マンションの場合、住宅ローンの返済に必要な金額はおよそ3800万円です。
利息は900万円で、入居時の頭金は500万円と住宅価格の4パーセントが一般的です。
この金額に加えて、入居時の管理費や修繕積立金、固定資産税や都市計画税がかかります。
合計するとおよそ5400万円かかるのが一般的でしょう。

*中古住宅リノベーション時の費用

住宅価格は同一で設定しているので、住宅ローンの返済に必要な金額や利子は、新築と大きな差はありません。
入居時には頭金の500万円に加えて住宅価格の7パーセントがかかり、この金額に加えて、入居時の管理費や修繕積立金、固定資産税や都市計画税がかかります。
修繕積立金は、先ほど述べたように、中古住宅の方が高くつきます。

これに加えて、リノベーションするとなれば、新築よりも中古住宅の方が数段高くなることがあります。

そのため、新築も中古住宅も金額的には大きな差はないと言えるでしょう。

ただ、中古住宅の方が良い理由としては、立地が良かったり、土地が広かったりといったメリットが存在するからです。
同一条件の場合は、もちろん新築の方が価格は高くなってしまいます。
住宅ローンの返済額が気になる場合は、インターネットサービスでシミュレーションしてみるのも1つの手でしょう。

以上が、新築と中古住宅リノベーションにおける費用の違いについてでした。

【この記事のまとめ】

今回は、中古住宅のリノベーションについて知りたい方に向けて、メリットやデメリット、新築との違いについて解説しました。
リノベーションと言っても、中古住宅をリノベーションするのと住んでいる住宅をリノベーションするのでは、メリット・デメリットが異なります。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用し、リノベーションの参考にしていただけると幸いです。
この記事に関してご不明な点がございましたら、いつでも当社へご連絡ください。