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戸建てリノベーションのメリットや費用を解説します!

「戸建て住宅のリノベーションを検討しているが、メリットや費用などに関して知りたい
戸建てリノベーションをお考えの方の中には、このようにお悩みの方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、戸建てリノベーションのメリットや費用、実際の例などについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

□戸建てリノベーションのメリットについて

*そもそも戸建てリノベーションとは

リノベーションとは、老朽化した住宅を元の状態に復元、あるいは元の状態よりもさらに機能や価値を備え付ける工事手法のことです。
また、リノベーションと似た言葉にリフォームがあります。
リノベーションとリフォームの異なる点は、その工事の規模にあります。

リノベーションは、間取りや水道管などの、住宅における比較的大規模な工事を指します。
それに対してリフォームは、壁紙の張り替えやユニットバスの入れ替えなど、住宅における比較的小規模の工事を指します。

そして戸建てリノベーションは、その名の通り、戸建て住宅で行うリノベーションのことを指します。

戸建てリノベーションを行うことで、築年数が長い住宅であっても、新築時と同様の外装と内装を取り戻すことが可能になります。

また、壁を取り外して間取りを広くしたり、耐震性能を向上させるなど、戸建ての新築時よりもさらに機能や価値を備え付けることもできます。
以下より、戸建てリノベーションのメリットを2点ご紹介します。

*自由度が高い

戸建てリノベーションのメリットの1つ目は、自由度が高いことです。

戸建て住宅は、マンションや賃貸住宅と比べて制限がない場合がほとんどであるため、リノベーションの自由度が高くなります。
例えば、マンションや賃貸は、玄関やエントランス部分などの共用部分に変更を加えることが禁止されている場合が多いです。

それに対して、戸建て住宅はこういった制限がないため、玄関から間取り、外観まで自由に変更することが可能になります。

*費用が抑えられる

戸建てリノベーションのメリットの2つ目は、費用が抑えられることです。

戸建てリノベーションを行う場合にかかる費用は、新築戸建てを購入する場合の3〜4分の1、注文住宅を建てる場合の約5分の1、中古戸建てを購入する場合の約2分の1が相場となっています。

よって、住宅を購入あるいはリノベーションするという選択肢の中で、リノベーションは最も費用が抑えられる選択肢であると言えます。

抑えられた分の費用で、間取りを工夫したり、性能を向上させたりすることもできます。
また、築年数が長い中古住宅を購入してリノベーションを行なった場合の方が、築年数が浅い中古戸建てを購入する場合よりも費用を抑えられる場合もあります。
その理由は、築年数が長い住宅は、ほとんど土地代のみで購入できるからです。

□戸建てリノベーションにかかる費用について

*戸建て住宅のリノベーションにかかる費用

戸建て住宅のリノベーションにかかる費用は、住宅の大きさやリノベーションの内容などによって異なります。
戸建て住宅の築年数が長くなればなるほど、また住宅の性能や価値を向上させるほど費用は高くなります。

費用が高くなる築年数の基準は、20年とされています。
築年数が20年を超えた戸建て住宅のリノベーション費用は、20年以下のおおよそ2倍となります。
そのため、戸建て住宅のリノベーションを行う際は、築年数20年を基準にすると良いでしょう。
また、戸建てリノベーションの費用の相場は以下の通りになります。

20坪:築20年以下で800万円前後、築20年超で1500万円前後
30坪:築20年以下で1100万円前後、築20年超で2200万円前後
40坪:築20年以下で1500万円前後、築20年超で3000万円前後
50坪:築20年以下で2000万円前後、築20年超で3800万円前後

以上の通り、築年数20年を境目に費用が倍になっています。
また、基本的な工事から、さらに工夫を加えると費用は上がります。

*新築と戸建てリノベーションを比較すると?

費用に関しては、先ほども少し述べた通り、新築を購入する場合と、戸建てをリノベーションする場合では、約3〜5倍の費用差が出てきます。

同じ敷地面積であっても、例えば新築戸建てが4000万円の場合、中古戸建てのリノベーションは1000万円弱で済むといった感じです。

次に、新築と戸建てリノベーションのどちらを選ぶべきかを考えてみましょう。
戸建てリノベーションと比較した際の新築のメリットは以下の通りです。

1点目:より自由度が高いこと


戸建てリノベーションは自由度が高いといっても、やはり新築には劣ります。
戸建てリノベーションでは、壁を取り払って間取りをつなげたり、屋根や外壁を塗り替えたりできますが、新築の場合はそもそも家を1からつくるわけですから、間取りや仕様を思い通りにすることが可能です。

2点目:構造部分が安定していること


新築は言わずもがな、構造部分が安定しています。
中古戸建ては、やはり住宅の構造部分が老朽化しているため、構造部分もリノベーションしなければ耐久性に不安があります。

特に1980年以前に建てられた住宅に関しては、耐震基準が古いので、1980年以前に建てられた住宅のリノベーションをお考えの場合は、新築の方が向いていると言えます。
また、2000年にも耐震基準が改正されているため、リノベーションを行う場合は2000年以降に建てられた住宅の方がさらに望ましいです。

新築と比較した際の、戸建てリノベーションのメリットは、以下の通りです。

1点目:費用が安いこと


先ほども説明しましたが、戸建てリノベーションは新築の3〜5分の1の費用で済みます。
そのため、予算が少なめであっても家を新しくすることが可能であり、また浮いた費用でさらに住宅に設備や価値を与えることが可能になります。

2点目:住み慣れた環境に住み続けられること


新築と異なり、戸建てリノベーションの場合は引越しの必要がないので、それまで住んできた土地に住み続けることが可能です。
現在住んでいる場所が仕事場に近かったり、お子様に学校を転校させたくない場合などは、戸建てリノベーションが良いでしょう。

*戸建てリノベーションの費用を抑えるには

ここでは、戸建てリノベーションの費用を抑える方法を3点ご紹介します。

1点目:リノベーションの範囲を限定すること


住宅全体をリノベーションする費用がなくても、水回りのみや、外壁と屋根の塗り替えのみなど、範囲を限定することで費用を抑えられます。

2点目:素材を比較的安価なものにしたり、設備を追加しないこと


リノベーションでは、壁や床の素材にこだわるほど費用が高くなるので、それらの素材をシンプルなものにすることにより、費用を抑えられます。
また、築年数が浅い場合は、耐震性を向上させるなどのオプションを追加しないことで、費用が高くなることを防げます。

3点目:減税や補助金を活用すること


戸建て住宅をリノベーションする際は、その内容によって減税や補助金を受け取れる場合があります。
例えば、住宅ローン減税に関しては、耐震工事やバリアフリー化、省エネ住宅に認定された場合などは、10年間で最大400万円の減税を受けられる可能性があります。
補助金に関しては、リノベーションによって防災性を高めたり、特定の住宅に認定されたり、バリアフリー化したり、一定の条件を満たすと補助金が受け取れる自治体があります。

内容や条件は自治体によって異なるので、ぜひ一度リノベーションを行う住宅が立地する自治体に問い合わせてみましょう。

□戸建てリノベーションの実例をご紹介

最後に、戸建て住宅のリノベーションの実例を3点ご紹介します。

1点目:こだわりのリノベーション

リノベーションを行う際に、こだわるポイントはたくさんあります。

例えば、部屋全体を、木を基調にすることで室内を温かみのあるデザインに変更したり、壁を取り壊して部屋を広くし、インテリアで模様替えをしたりと、思う存分にこだわることが可能です。

また、こだわるポイントは住宅の間取りや内装、外観だけではなく、家の性能などにもこだわれます。

例えば、リノベーションでゼロエネルギー住宅にするのはどうでしょう。
ゼロエネルギー住宅とは、ZEH(ゼッチ)とも呼ばれ、家庭で消費する外部からのエネルギーを、できるだけゼロに近づけることを目指す住宅です。

リノベーションの際に、住宅の屋根に太陽光パネルを設置して、太陽光発電で電力を補えるようにし、また発電した電力を貯めるために家庭用の蓄電池を設置します。
これにより、外部から得るエネルギーを極力少なくし、光熱費を節約できるとともに、地球環境にもやさしいといったメリットがあります。

2点目:受け継いだ家のリノベーション

親から受け継いだ家をリノベーションすることで、生まれ育った家を復元できます。
また、使わなくなった部屋がある場合は、収納部屋に変更したり、リビングと繋げてリビングを広くしたりできます。

他にも、歳をとった両親と一緒に住む場合は、リノベーションによる住宅をバリアフリー化も可能です。
バリアフリーの例としては、玄関の段差を無くしたり、お風呂の床を滑りにくい素材にしたり、キッチンをI Hにすることなどが挙げられます。

3点目:賃貸用にリノベーションする場合

こちらは特に、相続で住宅を手に入れた場合の選択肢として考えられます。
築年数が長い住宅であっても、リノベーションを行うことで住む予定のない住宅でも賃貸として貸し出せる場合があります。

リノベーションを行う工事費用はかかりますが、その後の家賃収入によって元を取れることもあります。

また、相続した住宅に住まない場合でも固定資産税は発生し、そのまま住宅を放置し続けると空き家と認定されてしまう場合もあります。
こういったことを防ぐために、相続した住宅に住まない場合は、リノベーション後に賃貸にする、売却するなど放置しないようにしましょう。

【この記事のまとめ】

今回は、戸建てリノベーションのメリットや費用、実際の例などについて詳しく解説しました。
今回の情報を参考にして、戸建てのリノベーションを実現してみてはいかがでしょうか。
何かわからないことがあった方や、福岡市周辺で戸建てリノベーションをお考え中の方は、当社にお任せください。