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リノベーションの流れ・期間・費用相場について説明します!

リノベーションをお考えの方にとって、具体的な流れと費用については気になるポイントでしょう。
今回は、流れと費用について詳しくお伝えします。
ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の目次

□リノベーションの流れについて

リノベーションの流れを詳しく紹介します。 リノベーションの流れは、大きく次の4つのステップに分かれます。

*リノベーションの流れ① 物件選び

まずは、物件選びです。
物件を探す際には、信頼できる不動産会社を選んだあと、物件を探します。
期間は1週間から3か月が目安です。
ローンを借りる場合にも返済計画をしっかり立て、住宅の予算を算出しておきましょう。
気に入った物件があれば不動産買付証明書を提出します。
買付証明書は、その物件を買うという意思を不動産会社に表明する書類です。
法的効力はなく、後にキャンセル可能ですのでご安心ください。
ローンを組む場合は、この間に事前審査を行いましょう。
事前審査は、住宅ローンに申し込む前に、金融機関が住宅ローン利用可能かどうかを判断する審査のことです。

*リノベーションの流れ② 物件購入

売買契約とは売主が所有権や借地権などを買主に移転することを約束し、買主がその代金を支払うことを約束した書面での契約です。
この際には、契約書と手付金を準備しておきましょう。
住宅ローンの事前審査を通過し、不動産売買契約が結べたら、住宅ローンの本審査に移ります。
ここを通過できれば、金融機関と住宅ローン契約をするのみです。
本審査には1週間から2週間かかります。

次のものを準備しておきましょう。

・ローン本審査申込書
・団体信用生命保険申込書
・告知書
・印鑑(実印)
・印鑑証明書
・住民票
・本人確認資料(運転免許証・保険証など)
・健康保険証
・源泉徴収票(原本・直近2年分)
・収入金額記載の住民税課税証明書(直近2年分)
・他に借り入れがある場合は、契約内容やローン残高がわかる書類

本審査を無事に通過したら、住宅ローン契約を結び、決済・引き渡しを行います。
住宅ローン利用や不動産取得には諸費用がかかります。
登録免許税、司法書士報酬、固定資産税、不動産取得税、融資手数料、保証料、火災保険料、仲介手数料などの費用を準備しておきましょう。
総計で物件金額の8から10パーセントを目安にしてください。

*リノベーションの流れ③ リノベーション設計

物件を購入したら、リノベーション設計に移ります。
まずは、リノベーション費用の支払い方法を確認しておきましょう。
自己所有の物件をリノベーションする場合にできる支払いの方法は、現金と住宅ローン、リフォームローンです。
一般的には住宅ローンの方がリフォームローンよりも金利が低い傾向がありますが、状況によって最適なローンが異なります。

一方、物件を購入してリノベーションをする場合には、一体型住宅ローンが利用できます。
この場合、リフォームローンに比べて金利が低い住宅ローンを、リノベーション費用にも利用できるためです。
リノベーションで一番最初に行うのはヒアリングと現地調査です。
ライフスタイルや家族構成、将来の暮らし方、趣味など、あらゆることを設計士に伝えていただきます。

物件の現地調査では、設計士が設備関係の確認や採寸、竣工図の確認などを行い、リノベーションの設計を整えます。
ヒアリングと現地調査は1から2回行われます。
それが終われば、1から2か月かけてプランの提案を行います。
設計士が2つ、3つの提案をし、希望に合わせてプランを決定していきます。
プランを練り上げていくうえで参考になりそうな要望は、すべて伝えましょう。

まずは予算のことを考えずに要望を伝え、後から取捨選択することで後悔のないプラン作りができるでしょう。
プランが決定したら、見積もりをします。
もし予算をオーバーしていた場合には、やりたいことの優先順位をつけて取捨選択したり、グレードを下げたりしてバランスを取ります。
見積もりには1週間から1か月かかるのが一般的です。

*リノベーションの流れ④ リノベーション工事

リノベーションのプランが確定したら、いよいよ着工です。
ここで注意しなくてはならないのが、新築時の設計図(竣工図)と実際の空間に違いがあった場合です。
そのような場合には、現場の状況に合わせてプランを変更することが求められるので覚えておきましょう。
リノベーションの工事の期間は、2から2ヶ月半です。
工事が一通り完了したら、最後にリノベーション会社による検査、次に施主検査をチェック項目に沿って行います。
問題が見つからなければ、引き渡しされ、住み始められます。

□リノベーションの期間について

*リノベーションの期間は4から5か月

先ほどもお伝えした通り、リノベーションにかかる期間は施工期間だけではありません。
リノベーションを行う物件の現地調査、プランニングのためのヒアリングと企画作成、デザイン提案と打ち合わせ、引き渡し後の引っ越しといった工程にもある程度の期間が必要です。
リノベーションの規模や内容によっても変わりますが、目安として工事前が2から3ヶ月程度、工事が2ヶ月半から3ヶ月程度かかり、トータルで半年前後はかかります。
住み始めたい時期が決まっている場合、計画的に進めることが大切です。
逆算して、いつまでにプランを決定すべきか考えて進めていきましょう。

また、住宅の状況や天候、休日の関係によって施工が遅れる可能性も少なからずあります。
そのため、余裕をもって計画することをおすすめします。
また、施工期間中は仮住まいを用意する必要があります。
賃貸マンションやウィークリー・マンスリーマンション、ホテルなどの選択肢があります。
賃貸住宅は仮住まいとして一般的な選択肢ですが、敷金や礼金、不動産会社の仲介手数料がかかる点に注意が必要です。

ウィークリー・マンスリーマンションは、数週間、数か月単位で入居契約ができるマンションです。
この場合は敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用はかかりません。
ウィークリープランやマンスリープランを用意した長期滞在型ホテルの場合は、宿泊料金のみで滞在できます。
リノベーションの期間についての注意点は次の3つです。

物件探しにかかる期間が予測できないこと


物件を探す際には、納得して購入できる物件が見つからないケースもあります。
というのも、中古物件は新築に比べてたくさんあるものの、立地や希望条件を満たすだけでなく、リノベーションに適しているかどうかについても確認する必要があるためです。

一体型ローンは審査用にリノベーション費用を見積もる必要があること


物件を購入してリノベーションをする場合、物件購入費用とリノベーション費用を一括で借りられる一体型ローンが利用可能です。
一体型ローンを利用するメリットは、リフォームローンよりも低金利でローンが組めることですが、この場合には金融機関の本審査時にリノベーション費用をある程度固めておく必要があります。
大まかなリノベーションプランを決めながら物件を探さなくてはならない点に注意しましょう。

リノベーション工事には想定外のことがつきものであること


着工後、完成までスケジュール通り順調に進むとは限りません。
中古住宅をリノベーションする際には、工事中に想定外の設備不良や瑕疵が見つかることも少なくありません。

□リノベーションの費用相場について

*リノベーションにかかる費用の種類

ここでは、リノベーションにかかる費用の内訳を紹介します。
大きく分けて、次の3種類の費用が必要になります。
・物件購入費
・施工費用
・住居費用

1つ目:物件購入費
中古住宅を購入してリノベーションする場合には、もちろん物件購入費用がかかります。
ただし、物件自体の費用以外に、仲介手数料や登記代、税金などの諸費用が必要になります。
安い金額ではないので、物件購入前にしっかり確認し、いくら必要となるのか計算しておくのをおすすめします。

2つ目:施工費用
リノベーションする際にかかる費用です。
一口にリノベーションといっても、フルリノベーションのものからリフォームに値する小規模のリノベーションまで施主によって内容は様々です。
そのため、ご自分の目的と予算を明確にし、リフォーム業者としっかり話し合うことが、リノベーション成功のカギとなります。
リノベーション自体の費用のほかには、仮住まいにかかる費用や引っ越し費用、あいさつ回りの手土産代なども必要です。
余裕をもって準備しておきましょう。

3つ目:住居費用
リノベーションが終わった後、新生活において発生する費用です。
具体的には、住まいを移るときの引っ越し費用だけでなく、新しい家具や家電の購入費、固定資産税などの税金、手数料などが含まれます。
ローンを利用する場合には、毎月の返済額や返済にかかる金利などをよく検討し、無理のない金額を設定しましょう。

*リノベーションにかかる費用の相場について

リノベーションにかかる費用については、内容によって大きく金額に幅があります。
ここでは、費用を大きく左右する要素を紹介します。
あらかじめ理解しておくことで、大まかな費用が算出しやすくなります。

1つ目:部屋の広さ


リノベーションをする部屋の広さや部屋数の合計が大きいほど費用がかかります。
設備費用や建材、手間賃が増える費用にあたります。

2つ目:設計


間取りを複雑に作り変えたり、内装デザインにこだわったりすると、使う資材が増えます。
それに伴い、費用も大きくなります。

3つ目:建物の階数


マンションの高層階のリノベーションをする場合、資材を運搬する費用が発生します。
同様に、前面道路が狭い一戸建てでも余分に費用がかかります。

4つ目:エリア


地域によっても、リノベーション費用は異なります。
その土地ごとに人件費や材料費、工賃が違うためです。
住宅のリノベーションは大きな金額のため、1つ1つの金額は小さくても、積もりつもって総費用は大きく異なってきます。

【この記事のまとめ】

今回は、リノベーションの流れと費用について詳しくお伝えしました。
ぜひ参考にして、素敵なリノベーションを実現してくださいね。
福岡市周辺でリノベーションをお考えの方は、弊社までお気軽にご相談ください。