季節も随分と春めいてきて、巷も活気に満ちてきました。

建築業界も上昇気流に乗って盛り上がりを見せる季節となりました。

さて我々が建築を施工する上で、特に木造住宅においては、

その要となるのが大工さんの存在です。

新築住宅の建設であれば、基礎工事完了後は棟上げから殆どの工事工程、

業種に最後まで絡みがあるのが、

大工工事となります。

いわば全ての工事の要と言えるでしょう。

大工工事工程の中で仕上げ工事に関しては、

細かい納まりに気を配りながらその木材の長所を生かし、

見栄えのする仕事が必要となります。

この段階での大工工事を造作工事と呼ばれています。

造作工事はいま述べましたように、

仕上げ工事に直結しますので、大工さんの器量に大きく左右されます。

一言で言えば大工さんの腕次第、センス、

今までの経験値に比例して見栄えが良くも悪くもなるところですので、

大工さん選びには慎重を期待したいものです。

リフォーム工事にあってはなおさら大工さんの腕が試されます。

それは新築住宅と比べて、既存住宅との取り合い等、解体も含めて

新築住宅と比べて現場での細かい打ち合わせが必要不可欠となるからです。

後々の工事の手直やクレ－ムをなくすためにも、

我々工事監理者としては各現場の職方に対して、

適材適所の人材配置を心がけていきたいものです。

設計施工監理課　　本田

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