まずはじめに、既存建物の状況や前回の塗料によって若干工事の手順がちがいます。一般的な工事の流れを説明しますね。

１、仮設足場設置
　　安全でかつ近隣へ飛散防止の役目のある足場を設置します。骨組みをして、最後に飛散防止ｼｰﾄをはります。（会社のイメージシートもかけます）
　　

２、高圧洗浄工事
　　長年の汚れをおとすべく、コンプレッサを使い、高圧の水圧をかけた水洗い洗浄を行います。


　２階の屋根より行います。お水は流しっぱなしにならないようにトイレのタンクで見るボールタッ　プを使用し、工夫しています。

３、ﾋﾞﾆｰﾙ養生
　　塗料つかないように、ﾋﾞﾆｰﾙで養生を行います。

４、下地補修
　　外壁にクラックなどあれば補修を行い、防水性を向上させます。

５、塗装工事
　　まずは、なかなか塗りにくい部分から塗っていきます。（先に金属部分の錆び止めをぬることもあります。）そして、ローラーを使いしっかりと下塗りをし、乾燥時間を経て、中塗り、上塗りを行います。部位によって多少、工程の順序が変わります。

６、本体の塗装が終わったら、付帯塗装（雨樋・木部・軒天井）を行います。

７、チェック後、最終塗装を行い、足場を解体します。建物周囲の掃除と片づけを行い完了します。

井上