家の顔と言えばやはり玄関と思いますが、

顔の無い人間もいないように、玄関の無い家も

今のところ、出会ったことが有りません。

個人の住宅に玄関が出来たのが江戸時代らしいですから、

案外歴史は浅いのかもしれません。

（当然出入り口はありましたが、お寺などの入口に使われる呼び名が

住宅に使われるようになったと思われる頃という意味です。）

でも、歴史が浅いとはいえ、式台最近見なくなったり、

下駄箱がクローゼットみたいになったり、どんどん変化しているみたいですね。

バリアフリーでそのうち框も無くなったりしないかな？とか三和土まで

床と同じ高さになったりしないかな？と

スピードについていけないかもという不安から

変なことまで考えてしまいます。

家の迎える側の方と、訪ねて行く側との目線の差がバリアフリーと共に

無くなってきているのは間違いなさそうですね。

今度一度、三つ指ついてお客様にお辞儀をしてみよっと

でも平坦だと、ただ土下座しているみたいになっちゃうかな？

さすがにフラットにはならないだろうと高を括っているオオツカでした。

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