中古物件を購入してリノベーションする時の5つの注意点
- 森口 茂
- 新築・不動産
これから中古不動産を購入してリノベーションをお考えの方も多く、
いろいろご相談いただくことが多いです。
そういったなか、あらかじめ注意点を以下にあげますので、ご参考ください。
1. 物件選びの段階での注意点
✅ 構造や築年数の確認
築年数が古すぎる物件(築40年以上)は、構造体の劣化が進んでいる可能性があります。
1981年6月以降の「新耐震基準」に適合しているか確認。
旧耐震基準の建物は地震リスクが高いです。
✅ リノベーションしやすい構造か?
木造やRC造(鉄筋コンクリート)の建物がリノベ向きです。
ラーメン構造(壁を壊しやすい)と壁式構造(壁を抜けない)の違いに注意。
✅ 管理状況(マンションの場合)
管理組合がしっかり機能しているか?
長期修繕計画があるか?
修繕積立金や管理費が妥当か?
2. 法規制や権利関係のチェック
✅ 建築基準法・用途地域
用途地域によってはリノベ内容に制限がある場合があります。
(たとえば店舗使用不可など)。
増築や間取り変更が可能か、建ぺい率・容積率の確認が必要です。
✅ 再建築不可物件に注意
接道義務(幅4m以上の道路に2m以上接しているか)を満たしていないと再建築不可。
リノベはできても、将来的な建替えができないことがあります。
3. 見えない部分の劣化リスク
✅ インフラの劣化
給排水管、電気配線、ガス管など、壁や床の中に隠れた部分に要注意。
フルスケルトンリノベでない場合、交換できない部分もあるので要確認。
✅ シロアリや雨漏りの有無
特に木造物件では、シロアリ被害のチェックが必須。
天井や壁に雨染みがないか、ホームインスペクションを利用するのも有効。
4. リノベーション計画と費用の見通し
✅ フルリノベ or 部分リノベ?
どこまで手を加えるのか、事前に計画を立てておく。
フルリノベ(スケルトン)は、コストがかかるが自由度が高い。
✅ 予算の内訳
物件購入費、リノベ費用、仲介手数料、登記費用、ローン手数料などを含めた総額で考える。
✅ 補助金・減税制度の確認
住宅ローン減税や、自治体によってはリノベ補助金制度がある場合も。
5. 信頼できるパートナー選び
中古物件の紹介からリノベ設計・施工まで一括対応できる会社を選ぶと安心。
実績・施工例・口コミの確認を。
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