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リノベーションで間取り変更をするときのポイントと留意点

  • 本田 善郎
  • リフォーム情報

今年も新年度から早5月を迎えて、

時の経過に今一度身をもって新鮮な気持ちで過ごせる事への感謝をしつつ、

これからの時代への変化に、

柔軟に対応出来る自分自身への期待を膨らませていく日々の生活です。

そしてこれからの生活スタイルの変化にどう向き合い、そして楽しむことが出来るか?

これが今自分に馳せられた一番の課題として、

自分との対話を大切にして、方向性の舵取りを感じている今日この頃です。

 

 

さて、本日のテーマ「間取り変更」を考える場合の幾つかの検討課題ですが、

リノベーションや改築工事等を行う場合には、必ずと言っても良いほど、

建築物の間取り変更を伴うものです。

 

特に戸建ての木造住宅の場合は、家族構成やライフスタイルの変化に応じて、

間取り変更を行なうケースが多いようです。

例えば子供たちの独立により、余剰部屋を一室にしてリビングルームの拡張や、

キッチンの配置変更をメインに、LDKの全体的な間取りの見直し。

またそれとは逆に、複数の子供の場合成長に合わせて、

今まで一室を複数での共有部屋を間に間仕切りを入れて、各々の独立した部屋に改築するなど、

部屋の間仕切り変更は、将来に向かって快適な生活環境、

空間創造に夢をはぐくむ手段として成り立つものです。

 

しかしながら、ここで考えたいのが、

ともすれば間取り変更に伴う建物自体の構造強度、耐震補強の減衰に繋がり兼ねない事です。

 

特に、日本は地震の多さで知られています。

ここ何十年かの間で都市部では、大地震の予想が高い確率で発表されていますが、

正直な話、大災害は何時どこで起きるかは、今までの流れからしても予想は難しいものです。

万が一の為にも、住宅の完全倒壊は避けたい所です。

構造体の強度を減衰に導く間取り変更とは、

一部前述しましたLDK等の拡張工事に伴い従来の内壁、間仕切り壁を撤去することにより、

耐震や風力に対しての壁量、耐力壁が不足する事態になることです。

これによって、地震や台風に脆弱な建物に加速する方向に向かうことになります。

これを防止するには、間取り変更の計画段階で耕造強度の検討が先ずは必要となります。

 

一般住宅では大半は壁量計算(床面積や見付面積に応じての必要耐力壁)で、

地震や台風における、おおまかな安全性を確保していますが、

このような最低限のチェックは必要となります。

 

しかし、今のところは義務化にも関らず、一部新築木造戸建て建築で壁量計算によらず、

RCや鉄骨建物と同様に応力計算を用いて、木造住宅の構造チェックを行う場合もあります。

 


 

この場合は、基礎、柱、梁等の主要構造部の安全適応断面の大きさを一個一個計算しますので、

耐震等級3の最高レベルを確保しています。

この場合多くは木造ラーメン構造とする事により、

柱、梁、一部の耐力壁のみで荷重を負担しますので、

内部の間仕切り壁等は構造壁とは関係ない事になります。

そのため、後々、生活スタイルの変化に合わせて自由に間取り変更ができます。

リノベーション等での工事でよく見られるスケルトン工事には一番適した工法となります。

このように木造住宅においても、

RCや鉄骨造と同様に構造計算に基づいて断面算定が決定されたラーメン構造木造住宅は、

今100年住宅を問われる中で、一石を投じる存在であることは間違いないようです。

ちなみに弊社の新築木造住宅は、ほとんどがこのラーメン構造木造住宅である事を申し添えておきたいと思います。

 

 

 

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