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戸建てとは違うマンションリノベーションの現場レポート

  • 藤田 雄也
  • 現場レポート

こんにちは、日ごろ私たちはYシャツで仕事をしているのですが、

この時期になると職人さんと同じような作業着が着たくなります。

汗が止まらないんです。

建設現場は基本空調がないため夏は暑く、冬は寒いのが当たり前なので、

夏はとにかく休憩とこまめな水分補給を行い、熱中症対策を万全にしています。

 

前回戸建ての改修工事をご紹介いたしましたが、今回はマンションのリノベーション工事をお話しさせていただきたいと思います。

間取りも大きく変わるため、今回もほとんどの壁や天井を壊しました。

 

 

(解体前)

 

(解体中)

 

 

マンションと戸建の違いといえば、天井裏と床下が狭いことです。

マンションはコンクリートに囲まれている箱の中に制限された空間で、間取りや配管・配線をしていかなければいけません。

今回のご自宅は築38年で、給排水や電気配線がコンクリートの中に埋設されている物件でした。

 

 

なので床下がありませーん。

しかもキッチンを壁付けから対面キッチンに移動するというご希望でした。

営業・設計はいろいろなプランを提案されたでしょう。(その打ち合わせには工務は参加してない・・・・・)

 

 

プランが決まりました。

床を上げてその下をガス、電気、給排水を通そう!!!!

当たり前に思うかもしれないですが、天井高も決まっていて、でも天井は低くしたくない。

難しい、、、プランでは元キッチンがあった所にウォークインクローゼットを作り、収納スペースだけ床を上げ、配管するという施工をしました。

生活スペースはそのままで、キープできるプランを選んでいただけました。

 

設備工事ではマンションの場合、下に流れる縦管(各階が繋がっている)の位置が部屋の中で決まっているため、

そこに排水管をもっていかなければなりません。

しかも勾配をしっかりとってあげないと、つまりの原因になりかねないため、かなり大変です。

昔は配水管を炙って曲げたりして、接続したりしていました。

(破損し水漏れの原因になります。)

今はエルボーという接続部材の角度が豊富にあるので、その部材で角度調節をしていきます。

配管を隠すために床上げや設備壁を作りすっきり見せていきます。

 

今回はマンションでは珍しく左官工事も入りました。

旧和室の畳厚分、床の高さを上げるため、モルタルで高さ調整をしました。

そのあと元々あった床との不陸調整でカップ掛けと言って研磨して不陸をなくしました。

給排水・電気・ガスの配管が終わり大工工事に入ります。

 

マンションは遮音規定と言うものがある物件が多いです。

その基準を満たす方法はいくつかあります。

今回は床をなるべくあげたくないとの要望でしたので、遮音フロアというフローリングの裏にクッション材が貼ってある特殊なフロアを直貼りしました。

普通のフローリングと違い、踏んだ時に少しふわふわするのが特徴です。

マンション規定にのっとった施工ですので床を上げるか、ふわふわを気にしないか悩みどころですね。

ウォークインクローゼットの中は配管の為床を上げますので、遮音支持脚と言って脚にゴムの付いた束を使用し遮音等級を守っていきます。

その上には一般的な硬いフローリング材を使用します。

設計が作成した図面通りに壁を作ったり、ドアを設置したりしていきます。

稼働棚などをつける位置にレールを仕込んだり、その幅に合わせて棚板をカットしたりするのも大工さんにお任せしてます。

 

 

棚の色や寸法、カーテンレール・タオル掛け等を設置する位置の壁補強などを確認しながら、施工していきます。

大工工事の途中でお風呂を設置します。

お風呂・キッチンの組み立てに関しては、各メーカーさんの組立部隊に設置しに来ていただきます。

(設置までしてメーカーの保証がつきます。)

お風呂を設置してから大工さんに洗面所の壁をつくってもらいます。

 

 

大工工事が終わると仕上げの内装クロス工事です。

既存の壁や天井は、元々貼ってあった壁紙の「剝がし」からしていかなければいけません。

築20年以上ともなると、なかなか剥がれない壁紙などもあり大変な作業です。

 

 

そのあと不陸調整のパテ補修を行います。

この作業も薄い壁紙をきれいに貼る為に必要です。

壁紙も種類によって厚さが違います。

リフォーム推奨品と書かれている壁紙をお勧めします。

リフォームですのでどうしても前の壁紙の裏紙が残ったり、壁が少し傾いていたりと、新築とは異なる条件が多々あります。

推奨品は少し厚手だったり、不陸を拾いにくいものだったりとお勧めです。

 

各部屋ごとにアクセントの壁紙をいれたりと、お客様が悩まれて決めたプランで貼り分けていきます。

クッションフロアを洗面所に貼り、キッチンの床はフロアタイルを張りました。

クロスが終わりキッチンを取り付け、仕上げにライトやコンセントカバーを取り付け、お掃除のプロに内部清掃していただき、お客様の検査を行い、お引き渡しとなります。

 

 

今回の工事は約二か月間の工期にはなりましたが、お客様にご満足いただけるようプラン施工をさせて頂きました。

中古物件購入や年数のたった持ち家のリノベーションのご相談はぜひパワーハウスにお電話ください。

 

 

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藤田 雄也
藤田 雄也
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