最近リフォームのご要望で、LDKの中に書斎スペースを作りたいというものが増えてきているなと感じます。

コロナの影響もあり、ご自宅でお仕事をされる方が増えているのかもしれませんね。

でもLDKの一部に書斎スペースを作るとなると、スペースを確保するのはもちろんのこと、デスクが丸見えにならないようにしてほしいとか、リビングが狭くなることを気にするご意見をたくさんいただきます。

その中で私がよくご提案させて頂いている施工事例をご紹介させて頂きます。

『書斎を完全に仕切るのではなく、半個室のような空間を造りたいな・・・』という時にオススメの商品が室内窓です。

最近はメーカーさんの方でも色々な商品が出されているのでインスタグラムなどでもよく目にすることがあるかもしれません。

書斎との間仕切り壁に室内窓を施工すれば、ＬＤＫの光を書斎の内部まで届けてくれるので明るい空間を保つことが出来ます。

また壁で完全に仕切るよりも視覚的に開放的な空間を維持することが出来るので、リビング空間が狭くなってしまうことを気にされている方にもオススメです。

完全に視界を遮ってしまわないので、家族を孤立させない役目も果たしてくれます。私の担当していた案件では、書斎はご主人様たっての希望だったのですが、『中にこもって出てこなくなるから・・・』とご家族に反対されていました。

でも室内窓で仕切った書斎のご提案をさせて頂くと、『リビングにいる子供たちがお父さんの存在を感じることができるなら・・・』と、書斎を造ることを許してもらえました。

近年はご家族が個室にこもらずにＬＤＫに集まって過ごすことが増えてきているようなので、お互いがお互いの存在を感じられるちょうどいい空間を造るのに室内窓は活躍しているのかもしれません。

特に小さいお子様がいるご家庭では仕事をしながらリビング空間を眺めることが出来るので、働くお母さんにもオススメだと思います。

設計　永尾霞

施工事例はこちらをクリック！

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