作ってくれた父の姿が忘れられない自由研究
- 平井 麻桃花
- 日々の事
今年の夏も暑いです。
こんなに暑いと外に出ている人は本当に大変だろうなぁと、
大人も夏休みか、もしくは長い昼休みが必要なのではと思ったりします。
しかし、夏休みといえば「自由研究」です!
朝顔の観察日記や作ったものの持っていくのに苦労するような巨大な工作まで、
思いつくありとあらゆることをやりました。
とはいえ、半分は親の作品というのは、今も昔もかわらないのでは・・・?
だいたい、どれもその場限りで、作ったり研究したりしても、
すぐ捨てたり忘れたりしますが、ずっと部屋に飾っていた作品が一つだけあります。
それは、唐津の海岸で拾った白い貝殻に穴をあけて、
ひもで結んだものを1本の棒に3~4本ぶら下げて作ったモビールです。
これは、ほとんど父親が作ってくれたのですが、
貝殻に穴をあけるのが本当に大変で、一生懸命穴を開ける父親の姿も忘れられません。
私はせいぜい穴を開けた貝殻にひもを通して結んだくらいでしたが、
めちゃくちゃ得意げに学校に持っていきました。
うちの実家からは海が遠かったのと、その海も砂浜というものがあまりなくて、
ゴロゴロの石がある海岸でしたので、白い貝殻を拾った唐津の海は特別に見えました。
あらためて、そんな父親に比べて、私は自分の子供にはたいしたことはしてやれなかったなぁと反省です。
今年の夏はもう自由研究におわれることもないほど子供も大きくなってしまいました。
いつか孫でもできたら、あの時の父親のように一生懸命なにか作ってあげたいなと思います。
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