知ってた?父の日・母の日の意外な由来と、2025年絶対に喜ばれるプレゼントランキング
- 栗山 正治
- 日々の事
毎年5月と6月は、大切な人に感謝を伝える素敵な季節。
そう、母の日と父の日です。
「いつもありがとう」の気持ちを込めてプレゼントを選ぶ時間は楽しいけれど、
ふと「そもそも、この日ってどうして始まったんだろう?」と、
疑問に思ったことはありませんか?
今回は、意外と知らない父の日・母の日の由来と、
気になる2025年の人気プレゼントランキングを合わせてご紹介します。
由来を知れば、きっと感謝の気持ちも一層深まるはずですよ!
母の日の由来 ~一人の女性の、母への深い愛から~
母の日の起源は、20世紀初頭のアメリカに遡ります。
ウェストバージニア州に住むアンナ・ジャービスという女性が、
1905年5月9日に亡くなったお母様を追悼したい、
そして世の中のお母さんたちに感謝する日を作りたいと願ったのが始まりでした。
彼女のお母様は、地域の衛生改善や平和活動に熱心な活動家でした。
アンナは、そんな尊敬する母を偲び、母が大好きだった白いカーネーションを教会で配りました。
この行動が多くの人々の共感を呼び、母に感謝する日を制定しようという運動が、
アメリカ全土に広がっていったのです。
そして1914年、ついにアメリカ議会は5月の第2日曜日を「母の日」と制定し、
国民の祝日となりました。
日本では?
日本では、大正時代にキリスト教関係者によって紹介され、
昭和に入ってから少しずつ広まりました。
戦後、特に1950年代以降にお菓子メーカーなどのキャンペーンがきっかけとなり、
現在のように広く国民に親しまれる行事として定着しました。
なぜカーネーション?
アンナが最初に配った白いカーネーションは、「亡き母への追悼」の象徴でした。
その後、お母様がご健在の場合は「赤いカーネーション(母への愛)」
を贈る習慣が広まったと言われています。
父の日の由来 ~6人の子どもを育て上げた父への感謝~
母の日の制定から遅れること数年、父の日も同じくアメリカで生まれました。
ワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッドという女性がその提唱者です。
彼女の父親ウィリアムは、南北戦争に従軍した後、
妻に先立たれながらも男手ひとつでソノラを含む6人の子どもたちを立派に育て上げました。
母の日があることを知ったソノラは、
「お母さんだけでなく、お父さんにも感謝する日があるべきだ!」と考え、
父ウィリアムの誕生月である6月に、父への感謝を伝える礼拝を開いてほしいと教会に働きかけました。
1909年6月19日、最初の父の日の礼拝が開催されました。
しかし、当時は「父に感謝するなんて照れくさい」という風潮もあり、
母のようにすぐには広まりませんでした。
ソノラの粘り強い活動の結果、1972年になってようやくアメリカで正式に国の記念日として制定されたのです。
日本では?
日本には1950年代頃に伝わり、デパートなどが販売戦略として取り上げたことで、
徐々に認知されるようになりました。現在では、6月の第3日曜日が父の日として定着していますね。
【2025年最新版】父の日・母の日 人気プレゼントランキング!
由来を知って感謝の気持ちが高まったところで、
気になる今年の人気プレゼントをチェックしてみましょう!
🌸 母の日プレゼントランキング 🌸
お花(カーネーション、アジサイ、アレンジメントなど)
やっぱり王道!生花はもちろん、
長く楽しめるプリザーブドフラワーやハーバリウムも人気です。
お母さんの好きな色や雰囲気に合わせて選びましょう。
スイーツセット(和菓子、洋菓子、お取り寄せ)
有名店の限定スイーツや、普段は買わないような少し贅沢なものが喜ばれます。
お花とセットにするのも素敵ですね。
美容グッズ(ハンドクリーム、コスメ、入浴剤)
日頃の疲れを癒やすリラックスアイテムや、
ちょっと良い化粧品は、女性にとって嬉しいプレゼント。
実用性も◎。
雑貨・小物(日傘、ストール、バッグ、食器)
毎日使えるおしゃれな小物は、見るたびに嬉しくなるもの。
お母さんの好みをリサーチして選びたいですね。
体験ギフト(食事券、旅行券、エステチケット)
「モノより思い出」派に人気。
一緒に食事に行ったり、温泉旅行をプレゼントしたりするのも最高の親孝行です。
👔 父の日プレゼントランキング 👔
お酒(ビール、日本酒、ウイスキー、焼酎)
晩酌好きのお父さんには鉄板!
少し珍しい銘柄や、名入れボトルなどで特別感を演出するのもおすすめです。
グルメ(うなぎ、高級肉、おつまみセット)
美味しいものは元気の源!
家族みんなで楽しめる豪華な食材や、お酒に合うおつまみセットが人気です。
ファッション雑貨(ポロシャツ、甚平、財布、キーケース)
実用的でおしゃれなアイテムは、いくつあっても嬉しいもの。
普段使いできるものを選ぶのがポイントです。
趣味グッズ(ゴルフ用品、釣り具、DIY工具、読書グッズ)
お父さんの「好き」を応援するプレゼント。
何が欲しいか、こっそり聞いてみるのも良いでしょう。
ヘルスケア用品(マッサージ器、安眠枕、活動量計)
「いつまでも元気でいてね」の気持ちを込めて。
健康を気遣うアイテムは、近年ますます人気が高まっています。
大切なのは「ありがとう」の気持ち
父の日と母の日は、普段はなかなか言えない感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。
プレゼントはもちろん嬉しいものですが、
一番大切なのは「ありがとう」というあなたの気持ちそのもの。
プレゼントに心のこもった手紙を添えたり、電話で話したり、
一緒に過ごす時間を作ったりするのも素敵ですね。
ふたつとも発祥はアメリカというのも、家族を大切にする国だからなんて思うと、
なんだか納得してしまいます。
今年の父の日・母の日には、その始まりに想いを馳せながら、
あなたらしい形で感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?
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